マネー・リザーブ・ファンドの略称で、投資家が保有する株式や投資信託の売買に使うお金を運用する投資信託。証券口座にお金を入れれば自動的に運用される。1997年10月に解禁された証券総合口座の専用投信として導入された。運用対象が安全性の高い国債などに限られるため利回りは低いものの、元本割れのリスクは低い。1円単位でいつでも入出金でき、銀行の普通預金に近い機能がある。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
1997年(平成9)10月、証券総合口座用のファンドとして導入された公社債型の投資信託。信託期間は無期限である。証券総合口座では、おもに有価証券の売買用の資金を一時的にプールする目的で利用されるが、給与や年金などの受け皿やクレジットカードの決済口座としても活用される。1円以上1円単位でいつでも申し込むことができ、申込手数料はかからない。換金に際してMMF(Money Management Fund)のような制約がなく、いつでも無手数料で換金できることから、銀行の普通預金に類似した流動性の高い証券商品といえる。
運用対象は、高格付けの公社債や譲渡性預金(certificate of deposit=CD)などの短期金融商品を中心に保守的に行われ、株式はいっさい組み入れない。毎日決算を行い、収益分配金は月末にまとめて再投資する、1か月複利方式で運用される。元本は保証されないものの、比較的安全性の高い金融商品である。
[高橋 元]
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