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NFC にあふぃーるどこみゅにけーしょん

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

NFC

ソニーとオランダのPhilips社が共同開発した近距離無線通信の国際標準規格。13.56MHzの電波を用いて、最大424Kbps、10センチ程度の双方向近距離通信ができる。FeliCaの上位互換規格に当たる。

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知恵蔵の解説

NFC

ソニーとNXPセミコンダクター社が共同開発した、13.56メガヘルツ帯の無線近距離通信(Near Field Communication)の規格。RFID(電波による個体識別)技術(ICカード/ICタグ)の次世代標準規格として国際標準機関(ISO)に承認された。NFCなら、世界各国共通のおサイフケータイや乗車カードサービスが展開できる。
非接触IC技術の国際標準規格には、現在、ISO/IEC14443のTypeAとTypeBがある。日本では、TypeAがたばこ自動販売機のICカード「taspo(タスポ)」などに、TypeBは運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなどの公的機関のサービスに採用されている。
日本国内では、ソニーが開発した「FeliCa(フェリカ)」によるサービスが広く普及している。おサイフケータイの「Edy(エディ)」や、定期券の他プリペイド機能も持つJR東日本の「Suica(スイカ)」などがその一例だが、FaliCaは、ISO/IEC14443の規格ではない。
世界では、オランダのNXPセミコンダクターズ社が開発元であるISO/IEC14443 TypeAの「Mifare(マイフェア)」と呼ばれるサービスが、電子マネーや公共交通機関サービスなどで広く普及している。
NFCは、NFC IP-1と、その拡張規格であるNFC IP-2が国際標準規格として制定されており、IP-1は前述のISO規格TypeAに準拠、IP-2はType Bの他に、小売業のICタグなどで用いられるISO/IEC 15693規格にも準拠した。「FeliCa」と「Mifare」との互換性も保たれており、NFCは、13.56メガヘルツ帯を使用する全てのICカード規格に対応可能となった。
さらに魅力的なのは、NFC同士での通信が可能であること。セキュリティー上、通信距離は最大10センチメートルに限定されているものの、NFC搭載機器は互いをかざすだけでデータの送受信ができる。WiFiやBluetoothなどのデータ通信機器の認証も可能だ。

(横田一輝  ICTディレクター / 2011年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本の解説

NFC

数センチから1メートルほどの、とても短い距離でのみ通信することを想定した無線通信技術のことです。近距離通信を意味する「ニア・フィールド・コミュニケーション」の頭文字を取ったもので、同名の国際規格のことを指すのが一般的です。パソコンやスマートフォン、周辺機器等に搭載され、周辺機器とタッチして自動で接続設定を行うなどの用途で使われます。「おサイフケータイ」などで使われる「Felica」と類似の技術で、Felicaとしても使えるNFC機能を搭載する製品も多いです。
⇨Android、FeliCa、電子マネー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

デジタル大辞泉の解説

エヌ‐エフ‐シー【NFC】[National Football Conference]

National Football Conference》米国のプロフットボールで、ナショナルフットボールリーグ(NFL)傘下の二大カンファレンス(競技連盟)の一。→エー‐エフ‐シー(AFC)

エヌ‐エフ‐シー【NFC】[nuclear fuel cycle]

nuclear fuel cycle》核燃料サイクル。

エヌ‐エフ‐シー【NFC】[near field communication]

near field communication》近距離無線通信技術の国際標準規格。周波数は13.56MHz、通信距離は10センチメートル程度。非接触ICカードや携帯電話向けの電子マネーなどで利用される。ソニーFelicaやオランダのNXPセミコンダクターズ社(フィリップスの半導体部門が独立)のMIFAREは同規格と下位互換性がある。

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大辞林 第三版の解説

NFC

〖National Football Conference〗
ナショナル-フットボール連盟。NFL 傘下のコンファレンス。 → AFC

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

NFC
えぬえふしー

近距離無線通信規格の一つ。Near Field Communicationの略称。非接触型ICカード技術としてソニーとNXPセミコンダクターズ(本社・オランダ、旧フィリップスエレクトロニクス)が共同開発したもので、2003年12月にISO/IEC 18092として国際標準規格に承認された。ICチップを搭載したカード(ICカード)やICタグ、電子機器などを、カードリーダー/ライター端末(情報を読み書きする装置)やICチップ搭載の電子機器と10センチメートル程度の間隔に近づけた状態で、無線により双方向にデータ通信を行うことができる。使用電波の周波数は13.56メガヘルツ、データの読み書きや転送の速度は毎秒106~424キロビット(kbs)。ICカード側の通信には電力が不要で、これはアンテナが電波を受信したときの電磁誘導で生じた電力をデータの書き換えに使用しているためである。また、通信を暗号化できると同時に、至近距離で通信するため傍受されにくくセキュリティも高められる。日本国内ではソニーがFeliCa(フェリカ)の名称で開発したものが、JR東日本のSuica(スイカ)などの乗車券や定期券、携帯電話事業者が提供する電子マネーの「おサイフケータイ」といった商業利用に加え、社員証、学生証などにも採用されている。NFC対応のカードリーダー/ライター端末は互換性に優れ、同じ13.56メガヘルツ帯の電波を使用しているIC運転免許証や住民基本台帳カード(ISO14443 TypeB)、NXPセミコンダクターズが推進しているMIFARE(マイフェア)(ISO14443 TypeA)規格のカード類とも通信が可能である。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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