ROE(読み)あーるおーいー/ROE(英語表記)Return On Equity

デジタル大辞泉の解説

アール‐オー‐イー【ROE】[return on equity]

return on equity》企業の収益性を見る指標の一つで、当期純利益自己資本で除したもの。自己資本がどれだけ効率的に使われているかを見るもので、これが高いほど収益力が高いことになる。自己資本利益率。かつて株主資本利益率ともいった。→ROA

アール‐オー‐イー【ROE】[rules of engagement]

rules of engagement》交戦規定。軍隊などが、どのような場面でどのような武器を使用するか、応戦のためにどのような手順を取るかなどを定めたもの。日本の自衛隊の場合は、部隊行動基準と呼ぶ。

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百科事典マイペディアの解説

ROE【アールオーイー】

自己資本利益率(return on equity)の略称。株主資本利益率とも。株主にとって,会社が株主の提供した資本を利用してどのくらいの収益をあげているかの目安になる指標。また,市場金利より高いROEを示す企業は,投資家にとって好ましい投資対象となる。〈税引後当期利益/自己資本〉で算出する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ROE
あーるおーいー

自己資本利益率。return on equityの略で、企業の収益性を示す指標の一つである。「当期純利益÷自己資本」または「1株当り利益(EPS)÷1株当り純資産(BPS)」で算出する。株主から預かっている資本をどれだけ効率的に運用できているかがわかり、高成長企業の場合はROEが20%以上に達することが多い。アメリカの年金基金などの機関投資家が長期保有を目的に投資する企業の場合、最低でもROEが10%以上であることが優良企業の条件とされている。期間利益の減少、もしくは自己資本の増加によりROEが低下した場合には、機関投資家から配当増額などによる株主還元が求められることがある(株主還元により自己資本が減少すればROEが上昇するため)。2014年(平成26)1月に日本取引所グループ・東京証券取引所と日本経済新聞社が共同で開発した「JPX日経インデックス400」は、3年間累積営業利益、3年間平均ROE、株式時価総額の3指標などを勘案して400銘柄を選出した株価指数で、これによりあらためてROEへの関心が高まった。[編集部]

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