IDP方式(読み)アイディーピーほうしき(英語表記)integrated data processing system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「IDP方式」の意味・わかりやすい解説

IDP方式
アイディーピーほうしき
integrated data processing system

コンピュータ用語で,一貫処理方式とも呼ばれる。単能機1台でデータを処理する場合でなく,多くの機械を組合せてデータを処理する方式で,最も重要なことはデータの入力や出力コードが統一されていることである。最初に入力されたデータから,最終結果を得るまで一貫した処理を行い,不必要な重複を除き,また処理の途中でめんどうな人の介在を避け,能率のよい連続的,自動的な処理を行うことを目的としたデータ処理システムのことをいう。また企業や組織内部における多くの情報処理システムを統合するトータル・システムと同義に使用する場合もある。

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