翻訳|dramaturgy
ギリシア語の「脚本上演」を意味するドラマトゥルギアdramaturgiaに由来し、普通「作劇法」「上演法」と訳されるが、さらに戯曲論、演劇論の意味で使われることもある。その流れは二つに大別できる。一つは論理的な筋の展開を重んじ、知的、構築的、求心的であるのに比して、他方は音楽性や視覚性を採用して、感覚的、絵画的、遠心的である。どちらも作品としての統一性や全体性を意識し、リズムを考えるが、前者は戯曲そのものに示される知的内容の緊張と解放のリズムに、後者は演者が加わって始動する上演のリズムに重きを置く傾向がある。どちらかといえば、西洋の演劇は前者の、東洋の演劇は後者の傾向が強いといえよう。
[高師昭南]
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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