出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…皮膚に鋭利な道具で傷をつけ,そこに色料をすり込むかまたは注入することにより文様を浮かび上がらせるもの。文身(ぶんしん),刺青(しせい),黥(げい)などともいわれる。身体装飾のうちの身体彩色の一技法としては,文様がほぼ永久的に維持される点を特徴とする。…
…(6)文身 瘢痕(はんこん)文身cicatrizationと刺痕文身tattooとに分けられる。前者は皮膚に切込みを入れたり,焼灼(しようしやく)したりして,その傷跡が盛り上がることを利用し文様を浮き上がらせるもの,後者は一般に入墨や刺青と呼ばれるものに相当し,鋭利な道具で皮膚を傷つけ,その部分に色素を注入し定着させ文様を描くものである。瘢痕文身はアボリジニー,メラネシア,アフリカなど肌の色の濃い民族が行うのに対し,世界各地のその他の比較的肌の色の薄い民族の間では刺痕文身が一般的で,中でもポリネシアの刺痕文身がその入念さから名高い。…
…第1期は明治末年の耽美主義の時代。1910年,小山内薫,和辻哲郎らと第2次《新思潮》を発刊し,同誌に発表した《刺青(しせい)》《騏驎(きりん)》などの短編小説が,翌11年11月《三田文学》誌上で永井荷風に激賞され,一躍文壇に登場する。世評は,潤一郎を反自然主義の若き旗手とみなした。…
※「刺青」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...