入れ墨(読み)イレズミ

デジタル大辞泉 「入れ墨」の意味・読み・例文・類語

いれ‐ずみ【入れ墨/文身/刺青】

皮膚に、針・骨片小刀などで傷をつけ、墨汁などを入れて文字や絵画などを描くこと。また、そのもの。酸化鉄しゅなどを入れて着色もする。江戸時代から遊び人などの間に多く行われた。彫り物。刺青しせい
中国古代の五刑の一。顔または腕に墨汁を刺し入れて、前科しるしとしたもの。日本でも江戸時代に刑罰として行われた。げい
あとから筆を加えること。加筆。入れ筆。
すずり引き寄せ、筆染めて、ここが眼と―の」〈浄・双生隅田川
[類語]彫り物刺青タトゥーくりからもんもんげい文身ぶんしん入れ黒子ぼくろ黥首げいしゅ黥面げいめん筋彫り箚青さっせい墨刑ギミックアクセサリー刻む彫る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android