型板ガラス(読み)カタイタガラス(英語表記)cathedral glass

デジタル大辞泉 「型板ガラス」の意味・読み・例文・類語

かた‐いたガラス【型板ガラス】

片面あるいは両面に細かな凹凸模様をつけた板ガラス

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改訂新版 世界大百科事典 「型板ガラス」の意味・わかりやすい解説

型板ガラス (かたいたガラス)
cathedral glass

表面に凹凸模様をつけ,視線をさえぎる目的で使用される板ガラス。型模様が刻まれたロールを使用し,ロールアウト法(〈板ガラス〉の項参照)で作られる。デザインによって視線の遮断効果が異なるため,使用個所によって模様を選択する必要がある。
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百科事典マイペディア 「型板ガラス」の意味・わかりやすい解説

型板ガラス【かたいたガラス】

板ガラスの片面に各種の型模様の凹凸をつけたもの。表面に型を刻んだロールを用いてロールアウト法で製造する。光線を散乱させて室内に明るく柔らかい感じを与え,透視を防ぎ,美観も添える。

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