専務取締役(読み)センムトリシマリヤク

精選版 日本国語大辞典 「専務取締役」の意味・読み・例文・類語

せんむ‐とりしまりやく【専務取締役】

  1. 〘 名詞 〙 株式会社の取締役の一つ。取締役会の互選により、通常、取締役社長を補佐して、会社業務を専掌するもの。専務取締。専務。
    1. [初出の実例]「専務取締役初め重要な位置には名望家を推さんと世間受が宜くない」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉投機)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「専務取締役」の意味・わかりやすい解説

専務取締役
せんむとりしまりやく

常務会などのメンバーとして全般的管理職能を担当し,社長を補佐するゼネラル・スタッフの一員。社長を補佐するため副社長,常務取締役などとともにライン・アシスタントを構成するが,職務的には副社長,常務取締役との明確な差異を見出すことはできない。これは副社長-専務取締役-常務取締役というトップ・マネジメントの階層のなかにあって,それぞれの待遇上に差異をつけるための取締役の名称の一つである場合が多い。なお会社法354条は,副社長,専務取締役,常務取締役などの名称をつけて会社の代表者のようにふるまっていても,実際に代表権がない場合を表見代表取締役といい,会社はこれらの者が行なった行為については,善意の第三者に対して責任を負わなければならないことを定めている。

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