


(亡)(ぼう)。〔説文〕十下に「
らざるなり。心に從ひ、
に從ふ。
は亦聲なり」とあり、
(識)とは記憶にあることをいう。
は周初の金文に字を
に作り、
(望)に従う。のち列国期の金文にはおおむね
の字を用いる。〔儀礼、士冠礼〕に「壽考
(や)まず」とあるものは、〔詩、小雅、
〕に「其の
爽(たが)はず 壽考
まず」とみえ、古いいい方なのであろう。
の字形から考えると、望気をして、災いをやめるように祈ることが、この語の原義であったようである。
ワスル・スツ・イルガセ・ノゾム 〔字鏡〕
サマス・スツ・ミダシ・ワスル 〔字鏡集〕
ワスル・サトラス・イルガセ・サマス・スツ
・
miuangは同声。
muan、滅miatも声義近く、
(まん)は〔説文〕十下に「
るるなり」、滅十一上は「盡くるなり」とあり、一系の語とみてよい。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...