涵養(読み)カンヨウ

デジタル大辞泉 「涵養」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう〔‐ヤウ〕【×涵養】

[名](スル)水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。「読書力涵養する」

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精選版 日本国語大辞典 「涵養」の意味・読み・例文・類語

かん‐よう‥ヤウ【涵養】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「涵」はひたすの意 ) 自然に水がしみこむように、徐々に教え養うこと。だんだんに養い育てること。
    1. [初出の実例]「涵養功深和気融 来源無窮」(出典:真愚稿(1422頃か)養源)
    2. [その他の文献]〔陳書‐沈烱伝〕

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普及版 字通 「涵養」の読み・字形・画数・意味

【涵養】かんよう(やう)

その心を養う。宋・朱熹〔徐子融に答ふる書、四首、四〕白、切實なる處に就きて玩索涵し、心地をしてならしめば、久しうして須(すべか)らく自ら見得すべし。

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