硼砂(読み)ホウシャ

精選版 日本国語大辞典 「硼砂」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しゃハウ‥【硼砂】

  1. 〘 名詞 〙 硼酸塩(えん)一つ。化学式 Na2B4O7・10H2O 単斜晶系に属する白色柱状の結晶。水に溶け、水溶液アルカリ性を示す。ガラスの原料、釉(うわぐすり)・ろうづけ助剤・洗剤などとして用いる。南蛮砂。〔書言字考節用集(1717)〕

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最新 地学事典 「硼砂」の解説

ほうしゃ
硼砂

borax

化学組成Na2B4O5OH4・8H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群A2/a, 格子定数a1.2219nm, b1.0665, c1.1844, β106.64°, 単位格子中4分子含む。短柱状~板状結晶,粒状結晶の塊。無~白色,灰,緑,青色を帯びることがある。透明~不透明,ガラス~土状光沢,水に可溶。劈開{100}に完全,{110}に不完全,{010}にわずか。硬度2~2.5, 比重1.72。薄片では無色,屈折率α1.447, β1.469, γ1.472, 2V(-)~40°, 光分散rv強。蒸発乾固でできたホウ素鉱床(特に米国カリフォルニア州Kern郡Boron露天掘場やLake郡Borax Lakeは厚い鉱層や巨晶の産出で有名),塩類鉱床中に広く産する。砂漠上の吹出し物や温泉沈殿物としてもよくみられる。boraxの名称はペルシア語のburahやアラビア語のbauraqを源とし,「白」を意味する言葉だが,硝石や,ソーダ石(ナトロン)を含めて使われていた。

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