特定の問題に対して、本来その真の意思決定主体であるにもかかわらず、その意思決定過程から疎外されている一般大衆が、彼らの意見を反映する手段として署名を集め、それを当該意思決定主体に提出する運動のこと。運動論的には、これは、運動側の主張を大衆に伝え理解を広めるとともに、大量の署名を集めて当該の問題の意思決定に対して強力なプレッシャーをかけていくものである。ヨーロッパにおいては1830年代のイギリスのチャーティスト運動以来の伝統があり、日本においては1880年(明治13)における国会期成同盟の十数万に及ぶ署名運動がこの運動の実質的始まりであろう。多くの成果をあげてきているが、東京都杉並区の主婦の運動から始まった原水爆禁止の署名運動が、1000万人を超す署名を集めて原水爆禁止世界大会に結実していったのは、その典型である。ただし、運動にコミットしやすいものの、それ以上に展開していかず、形骸(けいがい)化してしまったり、署名の信憑(しんぴょう)性が疑われたりする危険性をもつ。
[矢澤修次郎]
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...