精選版 日本国語大辞典 「花垣」の意味・読み・例文・類語 はな‐がき【花垣】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① 花の咲く木を並べてつくった垣根。花の木の生垣(いけがき)。また、多く並んだ花々。[初出の実例]「あやまちて小櫛ながしし水なればくぐるは君が花垣なれば」(出典:恋衣(1905)曙染〈与謝野晶子〉)② 花を保護するための垣根。[初出の実例]「花がきはそこともみえず荒れはててまぢかき荻に秋風ぞ吹く」(出典:蓬左文庫本壬二集(1237‐45))[ 2 ] 三重県の、はじめ伊賀郡、のち名賀郡の旧村名。昭和三〇年(一九五五)上野市に編入。名張川の東岸にある。平安中期、一条天皇の中宮の上東門院が、奈良の興福寺の八重桜の料としてこの地を寄進したところから呼ばれた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「花垣」の解説 はながき【花垣】 福井の日本酒。酒名は、謡曲「花筺(はながたみ)」にちなみ命名。すべて特定名称酒で、その半量は純米造り。大吟醸酒、純米大吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、本醸造酒がある。平成3、5、8、9、15、16、18、20年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦など。仕込み水は名水百選のひとつ「越前大野の伏流水」。蔵元の「南部酒造場」は明治34年(1901)創業。所在地は大野市元町。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報