軟弱地盤(読み)なんじゃくじばん

最新 地学事典 「軟弱地盤」の解説

なんじゃくじばん
軟弱地盤

soft ground

非常に軟らかい粘土あるいは緩い砂からなる地盤総称圧縮性が高く剪断強度が低いため,大きな沈下やすべりが発生しやすく,土木・建築構造物の支持層となりにくい。また,地下水の汲上げによる圧密沈下地震時には振幅の大きな揺れ・砂質土の液状化現象等による被害が発生しやすい。完新世海岸平野での海成堆積物・埋立地台地の谷部を埋める腐植土等がこれに当たり,日本では大都市多くがこの上に形成されている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 黒田

百科事典マイペディア 「軟弱地盤」の意味・わかりやすい解説

軟弱地盤【なんじゃくじばん】

泥や多量の水を含んだ未固結の砂からなる,非常に軟らかな地盤の総称。完新世の海岸平野の堆積物,はんらん原や谷底に形成された泥炭質の堆積物,埋立地など。日本の都市の多くは軟弱地盤のところに発達しており,地下水の汲上げすぎによる地盤沈下,地震による液状化などで大きな被害が生ずるので注意が必要である。
→関連項目日本海中部地震

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

桜が咲くころの、一時的な冷え込み。《季 春》「―や剝落しるき襖ふすまの絵/秋桜子」[類語]余寒・春寒・梅雨寒・寒い・肌寒い・薄ら寒い・寒寒・深深・凜凜・冷え込む・うそ寒い・寒さ・寒気・寒波・厳寒・酷寒...

花冷えの用語解説を読む