物合 ものあわせ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ある定められた事物を持ち寄って比べ、その優劣によって勝負を争う遊戯を広く物合と称する。左右両方に分かれて競い、判定のために判者が置かれるの…
物成 ものなり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 近世における、田畑の本租の呼称。年貢(ねんぐ)、取箇(とりか)、成箇(なりか)、本途(ほんと)(物成)などともよばれた。[編集部][参照項目] | 年貢
山姥物 やまんばもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歌舞伎(かぶき)舞踊の一系列。能の『山姥』をもとにしているが、歌舞伎では近松門左衛門の浄瑠璃(じょうるり)『嫗(こもち)山姥』を基礎に、遊女八重…
三物 みつもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3種のそろった物の意で、武家では武具の鎧(よろい)の胴、袖(そで)、兜(かぶと)をはじめとして、馬上から弓を射る騎射のうちの流鏑馬(やぶさめ)(これ…
三所物 みところもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 刀装(拵(こしらえ))用の金具で、小柄(こづか)、笄(こうがい)、目貫(めぬき)の3種をいう。小柄は刀の鞘(さや)に差し添える小刀(こがたな)の柄、笄は…
jamá-mónó, じゃまもの, 邪魔物[者]
- 現代日葡辞典
- 1 [妨げになるもの] O obstáculo;o empecilho.~ o nozoku|邪魔物を除く∥Remover ~.⇒ashídémátoi;samát…
ryū́dṓ-butsu[ryuúdóo], りゅうどうぶつ, 流動物
- 現代日葡辞典
- 1 [流動体] A substância líquida;o fluido. [S/同]Ryū́dṓtáí.2 [食事の] O alimento lí…
fujún-butsu, ふじゅんぶつ, 不純物
- 現代日葡辞典
- As impurezas.~ o nozoku|不純物を除く∥Eliminar ~.⇒fu-júń1.
bakúhátsú-butsu, ばくはつぶつ, 爆発物
- 現代日葡辞典
- O (material) explosivo.
とりもの 捕り物
- 小学館 和伊中辞典 2版
- arresto(男)
大人物
- 小学館 和西辞典
- gran personaje m., gran ⌈persona f. [figura f.]
出来物
- 小学館 和西辞典
- (腫れ物) bulto m., tumor m., (にきび) espinilla f., grano m., acné f., (膿の出る) forúnculo m.
貢ぎ物
- 小学館 和西辞典
- tributo m.貢ぎ物を捧げる|rendir tributo ⸨a⸩
酸化物 さんかぶつ oxide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸素のみを陰性成分として含む化合物をいう。したがって、フッ化酸素OF2のように酸素が陽性成分となっているものや、オキソ酸塩(たとえばNa2SO4)の…
公用物 こうようぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 国・公立学校、官公署など、直接、国または公共団体の使用に供されるもの。公物の一形態で、一般公衆の共同使用に供される公共用物に対する。国有財…
狂乱物 きょうらんもの
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 能および歌舞伎(かぶき)舞踊の分類上の一系統。能では四番目物の一種で、「物狂い能(ものぐるいのう)」ともいう。主人公は「物狂い」、すなわち物思…
【英物】えいぶつ
- 普及版 字通
- 傑物。〔晋書、桓温伝〕生まれて未だ(一年)ならずして、太原の之れを見て曰く、此の兒奇骨り。試みに(な)かしむべしと。其の聲を聞くにんで曰く、…
【遠物】えんぶつ
- 普及版 字通
- 遠地の物。字通「遠」の項目を見る。
【宿物】しゆくぶつ
- 普及版 字通
- 凝滞している物。字通「宿」の項目を見る。
【貍物】ばいぶつ
- 普及版 字通
- 泥亀の類。字通「貍」の項目を見る。
【物際】ぶつさい
- 普及版 字通
- 限界。字通「物」の項目を見る。
【物料】ぶつりよう
- 普及版 字通
- 材料。字通「物」の項目を見る。
【老物】ろう(らう)ぶつ
- 普及版 字通
- 歳時に奔走して疲れた神々。また、人を罵る語。おいぼれ。〔晋書、后妃上、宣穆張皇后伝〕、嘗(かつ)て疾に臥す。后きてを省(せい)す。曰く、老物む…
カルボニル化 かるぼにるか carbonylation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一酸化炭素(CO)を作用させてカルボニル化合物を生成させる反応をいう。とくに特定の反応をさすのではなく、多くの反応がカルボニル化とよばれてい…
発がん性および抗がん性を有する植物毒 はつがんせいおよびこうがんせいをゆうするしょくぶつどく Carcinogenic or carcinostatic plant toxins (食中毒)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 発がん性物質の代表として、TPAという有名な化合物があげられます。①巴豆(はず) トウダイグサ科植物の種子で、クロトン油(巴豆油(はずゆ))の原…
ヒドロキシ安息香酸 ひどろきしあんそくこうさん hydroxybenzoic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族ヒドロキシカルボン酸の一種で、ベンゼン環にヒドロキシ基-OHとカルボキシ基-COOHとが一つずつ結合している化合物をいう。オキシ安息香酸とも…
ミッチェルリヒ みっちぇるりひ Eilhard Mitscherlich (1794―1863)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの化学者。初めハイデルベルク大学で東洋語を学び、ついでパリ大学でペルシア語を修得した。ナポレオンにより、ペルシアに外交官として派遣さ…
あまし‐もの【余し物/余し者】
- デジタル大辞泉
- 1 いらなくなって残されている物。余り物。2 のけ者にされている人。〈文明本節用集〉
三番叟物【さんばそうもの】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎舞踊および邦楽の一系統。能の《翁》を三番叟中心に舞踊化・音曲化したもの。御祝儀曲としてその数は多いが,長唄・清元節の《種蒔三番》,常…
なんばん‐もの【南蛮物】
- デジタル大辞泉
- 南蛮渡来の品物。
ぬれ‐もの【×濡れ物】
- デジタル大辞泉
- 1 火事の際に水をかぶった物。2 まだよく乾いていない洗濯物。
丸本物【まるほんもの】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎劇のうち,人形浄瑠璃から台本を移入した作品系列をいう。演出法も多く取り入れ,人形浄瑠璃と同様に義太夫節を使うのが特色で,義太夫狂言と…
あが‐もの【×贖物】
- デジタル大辞泉
- 《「あかもの」とも》1 祓はらえに用いる具。身のけがれや災厄を代わりに負わせて、川などに流す装身具や調度品。形代かたしろ。2 罪をつぐなうた…
あし‐もの【脚物】
- デジタル大辞泉
- 食堂用テーブル・学習机・座卓・椅子など脚のある家具。脚物家具。→箱物
いたみ‐もの【痛み物】
- デジタル大辞泉
- 1 腐った物。壊れた物。「痛み物を選えりのける」2 壊れやすい物。腐りやすい食品。「夏場の見舞品に痛み物は避けたい」
いつつ‐もの【五つ物】
- デジタル大辞泉
- 5種の射芸。流鏑馬やぶさめ・笠懸かさがけ・小笠懸・犬追物いぬおうもの・歩射ぶしゃの五つ。
おお‐たてもの〔おほ‐〕【大立物】
- デジタル大辞泉
- 兜かぶとの前立物の特に大形のもの。
おん‐ぶつ【恩物】
- デジタル大辞泉
- 《〈ドイツ〉Gabeの訳語。神が幼児に賜った贈り物の意》幼児の自己活動を促進するための遊び道具。ドイツの教育者フレーベルの創案。明治初期に日本…
かずら‐もの〔かづら‐〕【×鬘物】
- デジタル大辞泉
- 能の分類の一。女性をシテとする曲で、特に狂女物などを除いた優美・幽玄なもの。正式な番組の三番目に置かれる。「井筒」「杜若かきつばた」「熊野…
からつ‐もの【唐津物】
- デジタル大辞泉
- 1 唐津焼。2 (西日本で)陶磁器のこと。→瀬戸物
きじ‐もの〔きヂ‐〕【木地物】
- デジタル大辞泉
- 木地びきのままの、何も塗っていない器物。
き‐もの【木物】
- デジタル大辞泉
- 生け花の花材で、松・梅・桜など木本類の総称。枝物えだもの。→草物くさもの
きょうゆう‐ぶつ〔キヨウイウ‐〕【共有物】
- デジタル大辞泉
- 二人以上の人または団体が共同で所有している物。
きんかい‐もの【近海物】
- デジタル大辞泉
- 近海でとれた魚類。
くら‐もの【蔵物】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、諸藩の蔵屋敷から払い出された年貢米や各地の特産物。→納屋物なやもの
やましろ‐もの【山城物】
- デジタル大辞泉
- 山城の刀工が鍛えた刀の総称。三条・粟田口あわたぐち・来らいなどの流派が有名。京物。
ゆか‐もの【由加物/▽斎×甕物】
- デジタル大辞泉
- 神事の供え物を入れる器物。また、その供え物。
ふねん‐ぶつ【不燃物】
- デジタル大辞泉
- 1 不燃性の物質。2 ごみとして処理される物品のうち、焼却処分しないもの。
じゅう‐ぶつ【従物】
- デジタル大辞泉
- 法律で、ある物(主物)の継続的な利用に供するため、それに付属させる他の物。家屋に対する畳、金庫に対する鍵など。⇔主物。
じ‐もつ【寺物】
- デジタル大辞泉
- 寺に属する調度品や道具。