アレコリン アレコリン arecoline
- 化学辞典 第2版
- C8H13NO2(155.20).ヤシ科ビンロウジュAreca catechuの果実に含まれるピリジンアルカロイドの一つ.アレカイジンのメチルエステル.黄色の油状液体.…
ムスカリン muscarine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C9H20O2N+ 。ベニテングタケ,テングタケなどに含まれるアルカロイド。塩化物 C9H20O2N+Cl- は太い角柱状晶。融点 180~181℃。吸湿性が強い。…
麦角 ばっかく ergot
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バッカクキンがイネ科の植物,特にライムギの穂に寄生して,かつお節形の菌核となったもの。長さ 3cm,幅 5mmぐらいになる。外面は紫色で毒性が強い…
くろろいろ‐ぬり【黒蝋色塗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漆塗の一つ。油分を含まない漆を上塗りし、木炭で研いで光沢を出したもの。
プロトベリン プロトベリン protoverine
- 化学辞典 第2版
- C27H43NO9(525.64).ベラトルムアルカロイドの一つ.シュロソウ属Veratrum album,V.eschscholtziiの根茎より得られるプロトベリンの6,7-(ジアセチル…
フィソスチグミン フィソスチグミン physostigmine
- 化学辞典 第2版
- C15H21N3O2(275.34).エセリンともいう.西アフリカに野生するマメ科Physostigma venenosumの種子カラバル豆(calabar bean)中に含まれるインドールア…
キニーネ キニーネ quinine
- 化学辞典 第2版
- C20H24N2O2(324.41).キナ皮のもっとも重要なアルカロイド.アカネ科Cinchona officinalisの樹皮はキニーネを8% 含んでいるが,そのほかの同属植物…
シンコニン シンコニン cinchonine
- 化学辞典 第2版
- C19H22N2O(294.40).キナ皮中にキニーネとともに含有されるキノリンアルカロイド,キナアルカロイドの一種.無色のプリズム晶.融点265 ℃,220 ℃ で…
クロロブロマイド‐ペーパー(chlorobromide paper)
- デジタル大辞泉
- ⇒クロロブロマイド紙
シンコニジン シンコニジン cinchonidine
- 化学辞典 第2版
- C19H22N2O(294.40).アカネ科Chincona属植物の樹皮に含まれるアルカロイド.シンコニンの立体異性体.無色のプリズム晶または針状晶.融点210 ℃.-1…
サイクロイド(cycloid)
- デジタル大辞泉
- 円が一直線上または曲線上を滑ることなく転がるとき、この円の円周上に固定された一点が描く曲線。円が他の円の外周を転がるときにできる曲線をエピ…
ビンドリン ビンドリン vindoline
- 化学辞典 第2版
- C25H32N2O6(456.53).キョウチクトウ科ツルニチソウVinca roseaの葉に含まれる主アルカロイド.ビンブラスチンのスズと塩酸とによる還元開裂によって…
コラン酸 コランサン cholanic acid
- 化学辞典 第2版
- C24H40O2(360.57).胆汁酸の母体となる基本物質.一般の胆汁酸はコラン酸のヒドロキシ誘導体である.天然には産しない.コール酸,デオキシコール酸…
チロホリン チロホリン tylophorine
- 化学辞典 第2版
- C24H27NO4(393.48).ガガイモ科Tylophora asthmatica,クワ科Ficus septicaなどから得られるアルカロイド.分解点292 ℃.-12°(クロロホルム).λmax …
スチグマステロール スチグマステロール stigmasterol
- 化学辞典 第2版
- C29H48O(412.67).大豆油中に豊富に存在するが,共存するシトステロールおよびカンペステロールからの分離精製は,難溶性のアセタート四臭化物を分取…
シノメニン シノメニン sinomenine
- 化学辞典 第2版
- C19H23NO4(329.40).ツヅラフジ科オオツヅラフジSinomenium acutumの根茎に含まれるモルヒネ型アルカロイド.無色の針状晶.融点161 ℃.-71°(エタノ…
クロロフィル
- 知恵蔵
- 植物細胞に含まれる光合成色素。a〜dの4種が知られている。たんぱく質と数種の複合体をつくって葉緑体(クロロプラスト)のチラコイド膜に埋め込まれて…
サイクロイド‐はぐるま【サイクロイド歯車】
- デジタル大辞泉
- 歯車の歯形にサイクロイドを用いた歯車。かみ合う歯先にエピサイクロイド、歯元にハイポサイクロイドを用いると、かみ合いが滑らかになり、磨耗も一…
サイクロイド
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] cycloid ) 一直線上を一つの円がすべることなくころがるとき、この円の周上に固定された一点が描く曲線。また、円が直線ではな…
ネクロトーシス(necroptosis)
- デジタル大辞泉
- ⇒ネクロプトーシス
カルボキシメチルセルロース かるぼきしめちるせるろーす carboxymethyl cellulose
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルボキシメチル繊維素、セルロースグリコール酸ともいい、一般には英名を省略してCMCという。吸湿性の白色固体。セルロースを水溶性にするためにく…
葉緑素
- 知恵蔵
- 植物細胞に含まれる光合成色素。a〜dの4種が知られている。たんぱく質と数種の複合体をつくって葉緑体(クロロプラスト)のチラコイド膜に埋め込まれて…
グーグル‐けいたい【グーグル携帯】
- デジタル大辞泉
- 1 米国グーグル社の開発したスマートホンの通称。実行環境として同社開発のアンドロイドを採用している。2010年にNexus Oneネクサスワン、Nexus Sネ…
インドフェノール法 インドフェノールホウ indophenol method
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】アンモニアおよびアンモニウムイオンの分析法の一つ.NH4+が次亜塩素酸イオンの存在でフェノールと反応して生じるインドフェノール青を,吸光…
サイクロイド‐はぐるま【サイクロイド歯車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歯形の輪郭にサイクロイドを用いた歯車。歯先にはエピサイクロイドを、歯元にはハイポサイクロイドを用いる。かみ合い中のすべり率が一定…
塩化金酸 (えんかきんさん) chloroauric acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 正しい化学名はテトラクロロ金酸,俗に塩化金ともいう。4水和物として存在し,化学式[H3O][AuCl4]・3H2O。金を王水に溶かすか,塩化金M(Ⅲ)Au2C…
アジュマリン アジュマリン ajmaline
- 化学辞典 第2版
- C20H26N2O2(326.43).キョウチクトウ科Rauwolfia属serpentinaなどの主として根から得られるインドールアルカロイドの一つ.板状晶.融点158~160 ℃.…
クリプトピン クリプトピン cryptopine
- 化学辞典 第2版
- C21H23NO5(369.40).ケシ目ケンマソウ科Corydalis sempervirens,Dicentra,ケシ科Meconopsis,キンポウゲ科Thalictrumなどの植物に広く分布している…
カフェイン カフェイン caffeine
- 化学辞典 第2版
- 1,3,7-trimethylxanthine.C8H10N2O2(194.19).テイン(theine)ともいう.茶の葉,コーヒー豆,カカオの種子などに含まれる.構造上プリンアルカロイ…
黄化 おうか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 緑色植物がクロロフィルを形成しないために黄色あるいは黄白色になることをいう。ごく普通にみられるのは、種子を暗所で発芽させた場合におこる「も…
ヒドラスチン ヒドラスチン hydrastine
- 化学辞典 第2版
- C21H21NO6(383.40).キンポウゲ科Hydrastis canadensisのヒドラスチスに2~4% 含まれる,イソキノリンアルカロイドの一種.分子中に2個の不斉炭素が…
N-ブロモアセトアミド ブロモアセトアミド N-bromoacetamide
- 化学辞典 第2版
- C2H4BrNO(137.96).CH3CONHBr.略称NBA.アセトアミドの臭素溶液に,氷冷下水酸化カリウム水溶液を加えて反応させたのち,クロロホルム抽出によって…
クロロブロマイド紙 (クロロブロマイドし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →印画紙
リコリン リコリン lycorine
- 化学辞典 第2版
- C16H17NO4(287.32).ヒガンバナLycoris radiataの主アルカロイド.各種ヒガンバナ科植物中に広く分布する.分解点276 ℃.-120°(エタノール).エタノ…
アクチニジン アクチニジン actinidine
- 化学辞典 第2版
- C10H13N(147.22).マタタビ科マタタビActinidia polygamaの葉,果実などから得られるモノテルペンアルカロイド.同植物からはモノテルペンのマタタビ…
壊死 エシ necrosis
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]ネクローシス
ビンクリスチン ビンクリスチン vincristine
- 化学辞典 第2版
- C46H56N4O10(824.94).ロイコクリスチンともいう.ニチニチソウCatharanthus roseusに微量含まれる二量体アルカロイド.融点218~220 ℃.+17°(ジク…
Fluorchlorkohlenwasserstoffe
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [複]〘化〙ハイドロクロロフルオロカーボン, フロン([略]FCKW).
シラレン シラレン scillaren
- 化学辞典 第2版
- ユリ科カイソウScilla maritimaの球根のステロイド系配糖体(植物心臓毒)の混合物.顆粒状の苦味物質.エタノール,メタノールに可溶,水に難溶,エー…
歯形 はがた tooth profile
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 歯車の歯の噛み合いにあずかる面 (歯面) の断面形状を歯形または歯形曲線と呼ぶ。歯形曲線には一般にインボリュート (→伸開線 ) が利用されるが,こ…
リシニン ricinine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C8H8N2O2 。トウダイグサ科の植物トウゴマ (ヒマ) の葉および種子に存在するアルカロイド。アルコールから再結晶して針状晶として得られる。…
クロイドン
- 百科事典マイペディア
- 英国,イングランド南東部,グレーター・ロンドンに含まれる区の一つ。第2次大戦前はクロイドン(ロンドン)空港所在地として知られた。電気機械器…
ローゼン協会
- デジタル大辞泉プラス
- フィリップ・K・ディックによるSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(1968)に登場する架空の組織。米国のシアトルにある、アンドロイド「…
てんねん‐しきそ【天然色素】
- デジタル大辞泉
- 動植物が体内にもつ色素。カロテノイド・クロロフィル・ヘモグロビンなど。
クロロコックム Chlorococcum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 緑藻類クロロコックム目クロロコックム科の1属。単細胞,球形。球形または亜球形の葉緑体を1個もち中央にピレノイドがある。生殖は2毛の遊走子による…
ネクロズマ(たそがれのたてがみ)
- デジタル大辞泉プラス
- ゲームソフト、アニメの「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクター。プリズムポケモン、「エスパー・はがね」タイプ、高さ3.8kg、重さ46…
マトリン マトリン matrine
- 化学辞典 第2版
- C15H24N2O(248.37).ソホカルピジンともいう.マメ科マトリグサSophora angustifoliaの根(漢薬の苦参)および同属の植物より得られるアルカロイド.ル…
ロベリン ロベリン lobeline
- 化学辞典 第2版
- C22H27NO2(337.47).2(R)-[6(S)-(2-hydroxy-2-phenyl)-1-methyl-2-piperidinyl]-1-phenylethanone.インフラチンともいう.ロベリアアルカロイドの一…
ブホトキシン ブホトキシン bufotoxin
- 化学辞典 第2版
- C40H60N4O10(756.94).ヒキガエルBufo vulgarisの皮腺分泌物から得られるステロイド毒素.ブホタリンの3-スベリルアルギニンエステルC26H35O5・OCO(CH…
ルピニン ルピニン lupinine
- 化学辞典 第2版
- 1-(R)-hydroxymethylquinolizidine.C10H19NO(169.27).マメ科Lupinus luteus L.,アカザ科Anabasis aphylla L.など多数の植物に含まれるルピンアル…