根来版 (ねごろばん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉後期から南北朝期にかけて,紀州(和歌山県)根来寺で刊行された古版本をさす。根来寺は高野山から分立して新義真言宗を開いた本山であり,した…
法隆寺版 (ほうりゅうじばん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →寺院版
とうふくばん【東福寺版】
- 改訂新版 世界大百科事典
はんこく【版刻】
- 改訂新版 世界大百科事典
藩版 はんぱん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸時代の諸藩または藩の学校の出版物。官版の一種であるから、藩の儒者が校訂を加え、印刷、装訂の優れたものが多いが、藩版であることを本に標示…
寺院版 (じいんばん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 寺院において僧の手により,非営利的に開版(板)された書物の総称。日本では平安時代,写経供養に代わってはじめて摺経(すりきよう)供養(経典を…
ほうりゅうじばん【法隆寺版】
- 改訂新版 世界大百科事典
あさいのばん【阿佐井野版】
- 改訂新版 世界大百科事典
PS版 ピーエスばん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルミニウムなど薄い金属板 (紙,プラスチックのものもある) に感光液を塗布,乾燥させ,すぐに焼付けられる状態になっている版材。ネガ用,ポジ用…
かいはん【解版】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぷてぃじゃんばん【プティジャン版】
- 改訂新版 世界大百科事典
五山版 ござんばん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鎌倉時代末期から室町時代初期に,京都五山を中心として出版された木版印刷物の総称。
りのりうむはん【リノリウム版】
- 改訂新版 世界大百科事典
黄檗版 おうばくばん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 黄檗宗の僧,鉄眼道光が明の万暦版大蔵経(一切経)に訓点を加えて覆刻した 6956巻の叢書。鉄眼版とも呼ばれる。大蔵経の開板を思い立った鉄眼が,寛…
おそ‐ばん【遅版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 新聞で、版をいくつも変えて印刷するもののうち、遅いほうの刷りをいう。
天草版 あまくさばん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 安土桃山時代から江戸初期にかけて出版された活字印刷本の一つキリシタン版ともいう。『伊曽保物語』『平家物語』『どちりな・きりしたん』『ぎあ・…
五山版 ござんばん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉末期から室町初期にかけて,京都五山を中心に五山の禅僧によって出版された書籍宋元版の影響をうけ,元からの優秀な版工の来朝により南北朝時代…
宋版
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 中国宋代(960-1279)の刊本.宋朝の時代は中国木版印刷の黄金時代といわれる.宋版は,刻字,印刷の技術ともにきわめて精巧であるとともに,用紙,…
町版
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 江戸時代の出版を営業とする書店(書肆)の出版物.日本では17世紀前半頃から営業出版が行われ始めるが,本格的になるのは同世紀半ば頃からである.…
上方版
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 江戸時代の17世紀前半(寛永頃)までは,出版の中心は京都,大阪の上方(かみがた)にあったが,その後17世紀後半(元禄頃)には江戸が中心になる.…
キリシタン‐ばん【キリシタン版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 主として一六~一七世紀、イエズス会が日本国内に印刷所を設置して刊行した活字本の総称。天正一八年(一五九〇)帰国した天正遣欧使節に…
えんとく‐ばん【延徳版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 延徳四年(一四九二)薩摩国(鹿児島県)において刊行した「大学章句」をいう。延徳版大学章句。文明一〇年(一四七八)桂庵玄樹(けいあ…
いた‐はん【板版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 板の上に文字や絵を彫刻して作った印刷用の版。もくはん。[初出の実例]「板はんになりても開く桜哉」(出典:俳諧・崑山集(1651)四)
かいてい‐ばん【改訂版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すでに刊行されている出版物の内容に改訂を加えて、再び版行したもの。[初出の実例]「あんたの本を買いたいとおもうが、しかしあんたは改…
いんさつ‐ばん【印刷版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 印刷の版。凸版、凹版または平版などの総称。
げんてい‐ばん【限定版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書物などを、部数を限定して制作・出版すること。また、その出版物。限定出版。限定本。[初出の実例]「バアトン倶楽部から会員組織で出版…
はん‐こく【版刻・板刻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書籍や絵画などを版木に刻むこと。[初出の実例]「未レ有二板刻者一。可レ惜也」(出典:空華集(1359‐68頃)一二・敬序仏光師祖留題清見関…
はん‐ほり【版彫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 印形(いんぎょう)や版木を彫刻すること。また、それを職とする人。[初出の実例]「作者、画工、傭書家、剞劂(ハンホリ)氏を促すこと。火…
はかた‐ばん【博多版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 南北朝時代、応安~応永(一三六八━一四二八)の頃、来朝した元の兪良甫が博多で開板した書籍。
わ‐はん【和版・和板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 日本で起こした版。また、それを使って印刷したもの。狭義には、中国の本を日本で出版すること。また、その本。和本。[初出の実例]「唐本…
たね‐ばん【種版・種板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =たねいた(種板)
けい‐ばん【罫版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 罫紙を印刷する版木。けばん。
堺版 (さかいばん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 堺は港町として14世紀南北朝の時代から発展し,15~16世紀室町時代に最盛期を迎えるに伴って,その経済力を背景とした素封家により,いくつかの開版…
活字版 huózìbǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]<印刷>活字版.活版;活版本.
胶版 jiāobǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <印刷>オフセット印刷.2 ゴム版.
iháń2, いはん, 異版
- 現代日葡辞典
- A edição diferente do original.
头版 tóubǎn
- 中日辞典 第3版
- [名](新聞の)第1面.~头条消息/第1面のトップニュース.トップ記事.
古版 こはん
- 日中辞典 第3版
- 〈印刷〉古版(本)gǔbǎn(běn).~古版もの|古版书.
【版謁】はんえつ
- 普及版 字通
- 名刺を出して面会を求める。〔三国志、魏、管寧伝〕張先生((せん))は、謂(いはゆる)上は天子に事(つか)へず、下は侯を友とせざるなり。此れ豈に版…
【版曹】はんそう
- 普及版 字通
- 戸部の役人。字通「版」の項目を見る。
【開版】かいはん
- 普及版 字通
- 出版する。字通「開」の項目を見る。
【罫版】けいはん
- 普及版 字通
- 版木。字通「罫」の項目を見る。
かんのんじし【感恩寺址】
- 改訂新版 世界大百科事典
ふぃるざばーどきゅうでんし【フィルザバード宮殿址】
- 改訂新版 世界大百科事典
São Tomé et Príncipe
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男]サントメ・プリンシペ(民主共和国)(首都 São Tomé サントメ)
サオラー
- デジタル大辞泉プラス
- 2000年に台風委員会により制定された台風の国際名のひとつ。台風番号、第140号。ベトナムによる命名。「ベトナムレイヨウ」を意味する。
渓蓀 (アヤメ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Iris sanguinea var.sanguinea植物。アヤメ科の多年草
海賊版
- 知恵蔵
- 商標権や意匠権あるいは特許権などの産業財産権を侵害している製品、商品が模倣品。著作権や著作隣接権などを侵害している製品、商品が海賊版。模倣…
おうばく‐ばん〔ワウバク‐〕【黄×檗版】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代に黄檗宗の僧鉄眼てつげんが出版した大蔵経。6956巻。寛文9年(1669)から天和元年(1681)にかけて完成。隠元が持ってきた明の万暦版に訓点…
するが‐ばん【×駿河版】
- デジタル大辞泉
- 徳川家康が駿府すんぷで林羅山や崇伝すうでんらに命じて出版させた、日本最初の銅活字の版本。「大蔵一覧集」「群書治要」がある。