うち‐あが・る【打上・打揚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙[ 一 ] ( 「うち」は接頭語 )① 低いところから高いところへ行く。勢いよく上る。[初出の実例]「梶原源太景季たかき所にう…
うち‐おおい(‥おほひ)【打被・打覆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仮に作った屋根。上を覆っただけの簡単な屋根。[初出の実例]「うちおほひを葺(ふ)きて」(出典:方丈記(1212))② 死んでから入棺までの…
うち‐おき【打置】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =うちえだ(打枝)①[初出の実例]「うちをきとて、かねにて作り、はながたなどして、すかしたるもの也」(出典:娵入記(1443‐73頃))② …
うちかえ‐で(うちかへ‥)【打替手】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はっきりと言わないで逆の表現をとったり、また、言動とは逆の結果になるように行動したりすること。表面と内実が反対であることや、前後…
うち‐がし(‥グヮシ)【打菓子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 干菓子の一種。穀物の粉と砂糖を合わせたものを、木型に入れて固め、打ち出したもの。落雁はその代表的なもの。打ち物。[初出の実例]「神…
うち‐がね【打金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うちかね」とも )① 金打(きんちょう)を行なうこと。鉦、鰐口や鏡などを打ち鳴らして神仏に誓いを立てること。[初出の実例]「然而女官…
うち‐きん【打金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 値段の異なる二つの品を交換して差金を生じた場合、その不足分を補うための金銭。[初出の実例]「正金々札引替に打を取り候者は其打金丈け…
うち‐ぐり【打栗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かち栗を蒸して砂糖を加え、薄くたたいた菓子。近世、甲州の名産であった(俚言集覧(1797頃))。[初出の実例]「Vchiguri(ウチグリ)〈訳…
うち‐ぐわ(‥ぐは)【打鍬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 農具の一種。土を深く掘り返すのに適した、重くてじょうぶな鍬。
うち‐ごろ【打頃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野球で、球が打者にとって打ちやすいこと。
うち‐ぞめ【打初】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 正月の仕事始めの行事のうち、初めて田畑を耕し始めること。また、その日。東海道の諸県をはじめとして、一月一一日の例が多い。〔分類農…
うち‐づえ(‥づゑ)【打杖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人や物を打つための杖。[初出の実例]「母のうちづえにてなくなみだ」(出典:虎明本狂言・泣尼(室町末‐近世初))② 能楽などで用いる小道…
うち‐づめ【打詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 最後の相撲をとること。うちどめ。[初出の実例]「Vchizzumeno(ウチヅメノ) スマウ〈訳〉最後の相撲」(出典:日葡辞書(1603‐04))② ぎゅ…
うち‐とけ【打解】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心のへだてがなくなること。気を許すこと。[初出の実例]「うちとけのあさましげなるありさまは、いかに見給ふらん」(出典:浜松中納言物…
うち‐まかせ【打任】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 尋常一通り。普通。[初出の実例]「うちまかせの座敷ならば、などか推参せざるべき」(出典:義経記(室町中か)六)
うち‐またげ【打跨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「またげ」は下二段動詞「またぐ(跨)」の連用形の名詞化 ) 両足を広げて踏まえること。またを開く様子。[初出の実例]「悦びて放ち打…
うち‐まつ【打松】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 篝火(かがりび)に入れてたく松の折り木。松明(たいまつ)。続松(ついまつ)。折り松。[初出の実例]「うちまつおどろおどろしからぬ程におき…
うち‐みだれ【打乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「うちみだれ(打乱)の箱」の略。[初出の実例]「うちみたれのふたに入」(出典:御湯殿上日記‐文明一四年(1482)一一月二四日)
うつ【打】 文字((もじ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 漢字で三字ないし四字から成る歌題の中で、必ずその内容を歌によみ入れなければならない文字。たとえば、「雨中落花」という題で、「中」は必ずしも…
うっちゃり【打遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 相撲の決まり手の一つ。相手が寄ってくるところを、土俵際でささえ、自分の体をひねって相手を土俵の外へ投げ出す技。〔相撲講話(1919…
えだ‐うち【枝打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 良質の材木を得るために、植林の木の下枝(したえだ)や枯れ枝を切り落とすこと。枝おろし。間伐(かんばつ)。《 季語・冬 》[初出の実例]…
えり‐うち【選打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =えらびうち(選打)[初出の実例]「三井寺法師、さては渡辺のしたしいやつ原こそ候らめ。ゑりうちなんどもし候べきに」(出典:平家物語…
おさふね‐うち(をさふね‥)【長船打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 備前国長船(岡山県瀬戸内市)に住んだ刀工が打ち鍛えた刀や武器。[初出の実例]「三年竹を、もぎつけに押し削りて、長船打(ヲサフネウチ)…
あま‐うち【雨打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「あまうちぎわ(雨打際)」の略。[初出の実例]「御所の雨うちの石にしりかけて」(出典:長門本平家(13C前)二)
【敲打】こうだ
- 普及版 字通
- うつ。字通「敲」の項目を見る。
だげん‐がっき(‥ガクキ)【打弦楽器】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弦をハンマーやばちなどで打ち鳴らす楽器。ピアノ、チターなど。
だ‐せい【打製】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 打ってつくること。石をたたきわって器具をつくること。[初出の実例]「器具 〈略〉製法(打製、磨製等)」(出典:風俗画報‐九九号(1895…
めった‐うち【滅多打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 むやみに打つこと。めったやたらに打つこと。[初出の実例]「すって居て出ぬ燧はめった打ち」(出典:雑俳・花笠(1705))「四五十人棒づく…
ゆた【雨打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏塔・仏堂などの各層の柱の頂部近くから付けられた屋根とその下の差掛け部分。禅宗建築でいう。法隆寺金堂、薬師寺三重塔などに見られる…
だ‐ほう(‥ハフ)【打法】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野球・ゴルフなどで、球の打ち方。[初出の実例]「打法(ダハフ)には難点があっても、よくヒットを飛ばすものが実在する」(出典:ベースボ…
つう‐だ【痛打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 相手に肉体的、精神的に激しいショックを与える打撃。また、そのような打撃を与えること。[初出の実例]「守兵の突出は必ずや独軍に向っ…
な‐うて【名打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うて」は評判される意 ) 名高いこと。名が通っていること。評判が高いこと。名代。[初出の実例]「捻(ねぢ)がねの門八とて所で名うて…
ながし‐うち【流打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野球で、右打者の場合は右翼方面を、左打者の場合は左翼方面をねらって、ボールにさからわず、軽くバットを当てて打つこと。
びょう‐うち(ビャウ‥)【鋲打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 鋲を打ちつけること。また、打ちつけたもの。[初出の実例]「出れば打(ビャウウチ)の乗物に対の六尺に舁(かか)れ」(出典:洒落本・風俗七…
たいこ‐うち【太鼓打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① カメムシ(半翅)目タイコウチ科の水生昆虫。体長三~四センチメートル。体は扁平な紡錘形で、全体に黄褐色の土色。タガメに似て前脚は…
ぶっ‐かけ【打掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 水など勢いよくかけること。また、相手にうってかかること。斬ってかかること。[初出の実例]「サア、手討にでも、ぶッかけにでも、勝手…
ぶっ‐たくり【打手繰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 強奪すること。[初出の実例]「代ばかり請取て、代ものを渡さぬは、ぶったくりといふ物」(出典:談義本・八景聞取法問(1754)五)
打掛 うちかけ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,武家女性の礼装「打掛小袖」の略称で,室町末期,宮中女官服の簡略化からおこった,帯をしめた上に着る長い小袖。
打遣る
- 小学館 和西辞典
- (投げ捨てる) tirar, (ほったらかす) dejar
磕打 kēda
- 中日辞典 第3版
- [動](入れ物などにくっついているものを)たたき落とす.把鞋~~/靴の泥をたたいて落とす.
主打 zhǔdǎ
- 中日辞典 第3版
- [動](文学作品・商品などで)主力となる,目玉の.~产品/主力の製品.
盲打 mángdǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]ブラインドタッチでキーを打つ.
打叉 dǎ//chā
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)1 (書類や答案用紙に否認・誤りの意味を示す)×印をつける.2 (犯人や処刑者の名前の上に)×印をつける.
打从 dǎcóng
- 中日辞典 第3版
- [介]<方>1 (ある時点)から,より.~春上起,就没有下过透雨tòuyǔ…
打的 dǎ//dī
- 中日辞典 第3版
- [動]<口>タクシーを拾う;タクシーに乗る.路太远,打个的去吧/遠いからタクシーで行こう.⇒d&…
打底 dǎ//dǐ
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)1 酒を飲む前に少し物を食べる;突き出しを食べる.2 (気持ちが)落ち着く.从那次出乱子&…
打顿 dǎ//dùn
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)(話・暗唱・動きが)間ができる,途切れる.趁chèn他~的时候,我把话…
打拐 dǎguǎi
- 中日辞典 第3版
- [動]人を誘拐し売りさばく犯罪を厳しく取り締まる.
打鬼 dǎ//guǐ
- 中日辞典 第3版
- [動](チベット仏教寺院の年中行事の一つ)鬼やらいをする.▶“跳布扎tiào bùzhá”とも.
打横 dǎhéng
- 中日辞典 第3版
- [動](~儿)1 テーブルの横に座る.末席につく.下座につく.客人坐了上位,主人~陪…