デジタル大辞泉 「打上る」の意味・読み・例文・類語 うち‐あが・る【打(ち)上(が)る】 [動ラ五(四)]1 低い所から高い所に上がる。「花火が―・る」2 水中から陸上に上がる。「濤なみは砂浜を洗うて―・った藻草をもみ砕こうとする」〈寅彦・嵐〉3 地位などが高くなる。また、ようすがりっぱになる。「常の仇気無あどけない娘振とは―・って見える」〈風葉・青春〉4 気位が高くなる。上品になる。「言葉俗なりとも心―・りたらんは如何ばかり高尚ならまし」〈子規・獺祭書屋俳話〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例