けそう‐・ぶ(ケサウ‥)【懸想】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 思いをかけているような様子をする。色好みらしくふるまう。[初出の実例]「わざとけさうびてはあらねど、懇に気色ばみて…
けぶり‐わた・る【煙渡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 =けむりわたる(煙渡)[初出の実例]「四方(よも)のこずゑ、そこはかとなうけぶりわたれるほど、絵にいとよくも似たるか…
いき【息】 を 延((の))ぶ
- 精選版 日本国語大辞典
- 息をつく。安心してほっとする。気がゆるむ。[初出の実例]「我一人さかしがり、抱きも給へりけるに、この人にいきをのべ給ひてぞ、悲しき事もおぼさ…
かいりゅう‐おう(‥ワウ)【海龍王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 海中に住み、海や雨をつかさどるという龍宮浄土の王。龍神。龍王。海龍。海龍神。[初出の実例]「かいりうはうの后になるべき、いつきむす…
おもい‐いたり(おもひ‥)【思至】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 十分に心が行き渡ること。思慮分別に富んでいること。[初出の実例]「あまたの人の親になり給ふままに、思いたり深く、物をこそのたまひな…
おもい‐おこ・す(おもひ‥)【思遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 思いをこちらによこす。こちらの方を気づかい思う。[初出の実例]「鈴鹿川八十瀬の浪にぬれぬれず伊勢まで誰かおもひを…
おば‐ぎみ【祖母君】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「おば(祖母)」を敬って呼ぶ語。おばうえ。[初出の実例]「古体(こたい)のをば君の御名残(なごり)にて、歯黒(はぐろ)めもまだしかりける…
かき‐な・る【書為】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 じょうずに書くようになる。一人前に書くようになる。[初出の実例]「うち笑みて、手をいみじうもかきなられにけるかなと…
くい‐あ・つ(くひ‥)【食当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 食って歯に当てる。歯でかみあてる。[初出の実例]「御歯のおひ出づるにくひあてむとて、たかうなを、つとにぎり持ちて…
いで‐つか・う(‥つかふ)【出仕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 宮仕えに出る。参上してお仕えする。[初出の実例]「治まれる世には、白髪(しろかみ)をも恥ぢずいでつかへけるをこそ」(…
いどみ‐がお(‥がほ)【挑顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 競い争うような顔つき。張り合い、競争しようとする態度、様子。[初出の実例]「おのおのいどみがほなるもてなし、見どころあり…
いま‐ひめぎみ【今姫君】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 (もとからいる姫君に対し)新しく引き取った姫君。新参の姫君。[初出の実例]「そのいまひめぎみは、ようせずは実(じち)の御子にもあらじ…
あり‐がた【有難】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 形容詞「ありがたい」の語幹 ) ありがたいこと。めったにないこと。また、かたじけないこと。[初出の実例]「をかしうもありがたの世やと思ひゐ給へ…
いい‐したた・む(いひ‥)【言認】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 手落ちのないように細かいところまで言っておく。話して取り計らう。[初出の実例]「かの人の、あるべきさまにいひした…
かた‐しき【片敷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 衣の袖の片一方だけを敷いて寝ること。独り寝をいう。→片敷く。[初出の実例]「かへさむといふにつけてもかたしきの夜の衣を思ひこそやれ…
か‐ざ(クヮ‥)【冠者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かんじゃ(冠者)」の撥音無表記、及び直音無表記の形 ) 元服をした少年。[初出の実例]「くゎざの君の御さま、〈略〉あてにうつくし…
えみ‐ひろご・る(ゑみ‥)【笑広】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 満面笑顔になる。にこにこする。[初出の実例]「御声のあてにをかしきを、女房も物のうしろに近づき参りて、ゑみひろごり…
おこない‐やつ・る(おこなひ‥)【行窶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 =おこないさらぼう(行━)[初出の実例]「かたちは、いとうるはしく、清(けう)らにて、をこなひやつれんもいとほしげに…
あま‐け【雨気】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雨が降り出しそうな天気。雨模様。雨景色。雨もよい。[初出の実例]「あはれなる夕のけしきに、いとど、うちしめりて、あまけありと、人々…
うちつけ‐ごころ【打付心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 急に思い立つ心。突然の考え。とっさの思いつき。出来心。[初出の実例]「うちつけ心ありて参り来むにだに、山深き道のかごとは聞えつべし…
こと‐ずくな【言少】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ことばが少ないさま。口数の少ないさま。ことばずくな。[初出の実例]「ことずくなにて、とかくまぎらはしつつ、とり隠し給ひ…
つきひ【月日】 の 光((ひかり))
- 精選版 日本国語大辞典
- 月や太陽のひかり。美しいもの、すぐれたもの、貴いもののたとえ。天皇の威光をさすこともある。[初出の実例]「月日の光の空にかよひたるやうにぞ、…
しのび‐とど・む【忍止】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 心中にじっとおさえていて、表面に出さない。[初出の実例]「おのおの睦言(むつごと)もえしのびとどめずなんありける」(…
しば【柴】 の=戸((と))[=門((かど))]
- 精選版 日本国語大辞典
- 柴で作った戸または門(もん)。転じて、粗末な住居。草庵。柴の枢(とぼそ)。[初出の実例]「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、柴の戸おしあけてながめおはし…
こわ‐づかい(‥づかひ)【声遣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 声のつかい方。物を言う様子。口調。こえづかい。こわざま。[初出の実例]「御声のいと若うあてなるに、うち出でむこはづかひもはづかしけ…
した‐おれ(‥をれ)【下折】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 草木の茎や枝などが折れて垂れること。また、そのもの。[初出の実例]「いとかじけたるしたおれの、霜も落さずもて参れる、御つかひさへぞ…
こと【言】 残((のこ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- ことばを残す。言い残す。言い尽くさない。[初出の実例]「ただかやうに物隔てて事のこいたるさまならず、さし向かひてとにかくに定めなき世の物語を…
さ【然】 はた
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 副詞「さ」をやや強めた言い方 ) そのようにまた。[初出の実例]「よその人は漏り聞けども、親に隠すたぐひこそは、昔の物語にもあめれと、さはた、…
さし‐すぐ・す【差過】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 =さしすぐ(差過)①[初出の実例]「めのとのいとさしすぐしたる心ばせの余り、おいらかに渡さむをびむなしなどはいはで」…
は‐わけ【葉分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 葉と葉との間を分けること。葉ごとに分けること。また、一枚一枚の葉。[初出の実例]「あさ日さす光を見ても玉笹のはわけの霜をけたずもあ…
ゆめ【夢】 合((あ))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 夢に見たことがその後の事実と符合する。夢が現実となる。[初出の実例]「みづからの夢にはあらず、人の御事を語るなり。此の夢あふまで、又、人にま…
なさけ‐づく・る【情作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 いかにも情愛がありそうにふるまう。なさけだつ。[初出の実例]「しばしこそ、さ宣ひしものをなど、なさけつくれど、うは…
なま‐くねくねし
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なんだかいやにねじけがましい。どこかねじけている。[初出の実例]「なまくねくねしき事も、出でくる時…
なま‐けやけ・し【生尤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なんだかわずらわしい。少し気になる。[初出の実例]「待ちとり給へるはた、なまけやけしとおぼすべかめる…
やまぶし‐だ・つ【山伏だつ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 ( 「だつ」は接尾語 ) 山伏のようである。無神経で、人の気持にかまわない。[初出の実例]「何かただかかる山ぶしたちて過…
やすみ‐どころ【休所・休処】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 休息する所。休憩所。やすみじょ。やすみどこ。やすみば。やすみばしょ。[初出の実例]「同じおとどの寝殿を、時々の御やすみ所にし給ひて…
もの‐にくみ【物憎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 憎みきらうこと。恨みの気持をもつこと。嫉妬すること。[初出の実例]「妬(ねた)う思さるるままに〈略〉かかる筋のものにくみし給ひけり」…
もじ‐よう(‥ヤウ)【文字様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字の書きざま。文字の様子。手跡。[初出の実例]「またいといかめしうひきかへてもじやう石などのたたずまひ、好み書き給へる枚(ひら)も…
み‐おとり【見劣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 見劣ること。予想したより劣っていること。見比べると劣って見えること。[初出の実例]「まことかと見もてゆくに、みをとりせぬやうはなく…
むね【胸】 塞((ふた))がる
- 精選版 日本国語大辞典
- 胸がいっぱいになる。心苦しさに胸がつまるように感じられる。[初出の実例]「さし過ぎたる事なく、物し給ひけるかなと、ありがたきにも、いとどむね…
ほうし‐まさり(ホフシ‥)【法師勝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法師になって人柄が俗人の時代よりもまさってくること。[初出の実例]「後の世の勤めも、いとよくして、中々ほうしまさりしたる人になん、…
なみ‐よ・る【並寄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 並んで一方に寄る。並んで寄り添う。[初出の実例]「ひきよせ給へるに、御ぐしのなみよりて、はらはらとこぼれかかりたる…
ねんじ‐すぐ・す【念過】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 堪え忍んで時をすごす。がまんしきる。こらえてすごす。念じすごす。[初出の実例]「思ひのどめてこそはとねんじすぐし給…
ひき‐す・つ【弾捨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 弾きかけてやめる。また、弾いてそのまま放っておく。[初出の実例]「もてならし給ひし御調度ども、ひきすて給ひし御琴…
ひき‐すま・す【弾澄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 琴などの、弾く音色を澄みわたらせる。みごとに弾く。余念なく弾く。[初出の実例]「広陵といふ手を、あるかぎりひきすま…
***com・prar, [kom.prár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [他]1 ⸨a+人〈人〉に[から]⸩ 買う,購入する.comprar un producto a granel|製品をばらで買う.comprar... al tuntún|…を衝動買いする…
やまと郡山城ホール
- デジタル大辞泉プラス
- 奈良県大和郡山市にある複合文化施設。座席数約1010席の大ホール、約310席の小ホール、レセプションルームや会議室などを備えた文化会館と図書館、武…
うしろ‐めた【後めた】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 形容詞「うしろめたい」の語幹 ) 気がかりであること。また、気がとがめること。① 感嘆文の述語となる。多く和歌に使われる。[初出の実例]「うしろ…
松井秀喜 まついひでき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1974.6.12. 石川,根上プロ野球選手。石川県の星稜高等学校時代に全国高等学校野球選手権大会に 3回,選抜高等学校野球大会に 1回出場。高校通…
consolidated settlement of accounts
- 英和 用語・用例辞典
- 連結決算 (=consolidated results)consolidated settlement of accountsの用例Companies listed on the First Section of the Tokyo Stock Exchange …