しょ‐そつ【諸卒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの兵卒。[初出の実例]「諫臣是に驚て、雍歯が功を先として、諸卒(ソツ)の恨を散ずべきに、先大内裏造営有るべしとて」(出典:太平記…
しょ‐たい【諸体】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たい」は「体」の呉音 ) =しょてい(諸体)
しょ‐だんな【諸檀那・諸旦那】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あちこちの多くの檀家。また、その人々。檀那衆。諸檀。[初出の実例]「かくて十月十三日、御影供に諸檀那みなあつまれる座敷へ」(出典:…
しょ‐とく【諸徳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① さまざまな徳。[初出の実例]「イカニ ショゼン xotocu(ショトク) no(ノ) ミナモト ゴアイレンヲ モッテ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨…
しょ‐りょう(‥レウ)【諸寮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 多くのあちこちの、寄宿所や僧坊。[初出の実例]「当日の粥時より、堂司あらかじめ看経牌を僧堂前、および諸寮にかく」(出典:正法眼蔵(…
きょ‐しょ【居諸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「詩経‐邶風・栢舟」に「日居月諸、胡迭而微」とあるところからいう。「居」「諸」は助辞 ) 月日。光陰。きしょ。[初出の実例]「歳之芳…
ほう‐しょ(ハウ‥)【方諸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 月から水をとるという鏡。銅盤を月下に置き、溜まった露を月から得たと考えたもの。[初出の実例]「眼光照レ己、方諸之紫名相伝」(出典:…
もろ‐あし【諸足・両足】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 両方の足。[初出の実例]「臆病金のはづれを諸足かけてぞ切たりける」(出典:明徳記(1392‐93頃か)中)
もろ‐あぶみ【諸鐙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 左右両方の鐙。諸角(もろがく)。⇔片鐙(かたあぶみ)。[初出の実例]「敵味方呼声を聞もろあぶみにて馳来りけるが」(出典:浅井三代記(1689…
もろ‐かせぎ【諸稼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仲間や一家の者がいっしょに働いて稼ぐこと。特に、夫婦がともに稼ぐこと。ともかせぎ。[初出の実例]「夫は樵り妻は汐汲もろ稼」(出典:…
もろ‐ぐそく【諸具足】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弓矢に必要な付属具の一組。左右一対の弓懸(ゆがけ)・替弦(かえづる)・弓・矢の類。また、それらを身につけること。[初出の実例]「片小手…
もろ‐こころ【諸心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 相手の気持や考えをくんで協力すること。心を合わせること。また、そのさま。[初出の実例]「むかし、色好む人ありけり。をとこ…
もろ‐しらが【諸白髪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 夫婦がそろって白髪になるまで長生きすること。共白髪。[初出の実例]「夫婦もろ白髪まで添ひたりし」(出典:咄本・醒睡笑(1628)六)② …
もろ‐なり【諸生子】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「ぐみ(胡頽子)」の古名。〔十巻本和名抄(934頃)〕
もろ‐むき【諸向】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① どちらへも向くこと。あちらにもこちらにも向かうこと。一説に、すべてが同じ方に向くこと。[初出の実例]「武蔵野の草は母呂武吉(モロム…
sho-kéihi, しょけいひ, 諸経費
- 現代日葡辞典
- (⇒sho-4)As despesas diversas. [S/同]Sho-g[k]ákari.
【諸虜】しよりよ
- 普及版 字通
- 諸。字通「諸」の項目を見る。
【偏諸】へんしよ
- 普及版 字通
- 衣服などの縁飾り。〔漢書、賈誼伝〕(上)今民の(奴隷)を賣る、之れが爲に衣絲履、の(へりかざり)し、之れを閑(檻)中に(い)る。字通「偏」の項…
【蟾諸】せんしよ
- 普及版 字通
- 蟾蜍。字通「蟾」の項目を見る。
霞が関【かすみがせき】
- 百科事典マイペディア
- 東京都千代田区の町名。江戸時代は大名屋敷町,明治以後日本の行政・司法の中心となり,法務省,財務省(旧大蔵省),経済産業省(旧通商産業省),…
しょ‐しゃ【諸社】
- デジタル大辞泉
- 1 多くの神社。2 もと、官社に対して、府県社・郷社・村社などの総称。
しょ‐せい【諸生】
- デジタル大辞泉
- 多くの学問をする者たち。多くの学生や門弟。
しょ‐た【諸他】
- デジタル大辞泉
- 他のいろいろの物事。
しょ‐とう【諸等】
- デジタル大辞泉
- 種々の等級。
しょ‐ほん【諸本】
- デジタル大辞泉
- 同一の作品で、改変や誤記などによって異なる箇所のある、写本・刊本の総称。
もろ‐かが【▽諸加賀】
- デジタル大辞泉
- 諸縒もろより糸で織った極上質の加賀絹。
もろ‐かぎ【▽諸×鉤】
- デジタル大辞泉
- ひもの結び目の両方を輪にして結ぶこと。→片鉤かたかぎ
もろ‐ごい〔‐ごひ〕【▽諸恋】
- デジタル大辞泉
- 互いに恋し合うこと。相思相愛。「さすがなる御―なり」〈源・藤裏葉〉
もろ‐ざし【▽諸差(し)/▽両差(し)/▽双差(し)】
- デジタル大辞泉
- 相撲で、両腕を相手の両脇に差し入れて組むこと。二本差し。
もろ‐しらが【▽諸白髪】
- デジタル大辞泉
- 1 すっかり白髪になること。総白髪。「身はすでに老い重りて―」〈謡・融〉2 夫婦そろって白髪になるまで長生きすること。共白髪。「夫婦―まで添ひ…
もろ‐ばち【▽諸×撥】
- デジタル大辞泉
- 三味線の奏法で、撥で弦を上から弾いて、すぐ下から返すこと。→片撥かたばち
【居諸】きよしよ
- 普及版 字通
- 日月。歳月。〔詩、風、柏舟〕「日居(や)(や) 胡(なん)ぞ(たが)ひにして(か)くる」の句よりとる。唐・韓〔符、書を城南に読む〕詩 豈に旦夕に念は…
しょ‐か【諸夏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「夏」は大きい、さかんの意 )① 古く、四方の夷狄(いてき)に対して、中国の中心地域、その国々をいう。転じて、都をいう。〔日葡辞書(…
しょ‐かん(‥クヮン)【諸官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろの官。多くの官人や官職。庶官。[初出の実例]「たやすく改められがたき由、故実の諸官等申しければ、その事止みにけり」(…
しょ‐ぐん【諸軍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの様々な軍兵、または、軍隊。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「諸軍の総大将は諸隊を移動する権あり」(出典:万国新話(186…
しょ‐けん【諸件】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さまざまなことがら。いろいろなことがら。[初出の実例]「以上諸件は海租、農税等の如き尋常の賦税と異なれども」(出典:西洋聞見録(186…
しょ‐し【諸司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのさまざまな役所。また、そこにいる多くの役人。文武百官。百司。[初出の実例]「凡諸司奏事。皆不レ経二長官一。不レ得二輙奏一」(…
しょ‐しゅう(‥シウ)【諸州】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あちこちの州、国。諸国。[初出の実例]「是時大周則天長安元年有レ詔、於二天下諸州一度僧、便就二智満禅師一、出家為二沙彌一」(出典:…
しょ‐た【諸他】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 そのこと以外の、いろいろのもの。いろいろとあるほかのもの。[初出の実例]「其駅站の制度は、諸他の制度に劣らず、規則正しく定めらる」…
しょ‐たい【諸隊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのさまざまな部隊。[初出の実例]「諸軍の総大将は諸隊を移動する権あり」(出典:万国新話(1868)〈柳河春三編〉三)
しょ‐だいぶ【諸大夫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 平安時代、宮中において、参議以上の公卿を除く四位、五位である者の総称。[初出の実例]「九年丁丑春正月橘少卿并諸大夫等集二弾正尹門…
しょ‐にゅうひ(‥ニフヒ)【諸入費】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろな必要の費用。諸入用。諸費。[初出の実例]「年貢を取らずして尚この諸入費に差支(さしつかへ)なきは」(出典:文明論之概略(187…
しょ‐はん【諸藩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな藩。[初出の実例]「莫レ言煙火徒遊具、伝襲諸藩自有レ家」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)煙火戯)
しょ‐ほう(‥ハウ)【諸邦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな地方、国。[初出の実例]「社中諸邦への云訳には、此後何分にもいい給へ」(出典:俳諧・一字般若(1772))「錫鉄等の鉱石…
もろ‐がいな(‥がひな)【諸腕】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「もろかいな」とも ) 左右のうで。両うで。[初出の実例]「長沼五郎が諸肘(モロカイナ)」(出典:浄瑠璃・曾我会稽山(1718)一)
もろ‐なみだ【諸涙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もろともに涙を流すこと。いっしょに泣くこと。また、その涙。[初出の実例]「錦祥女は縋り付、母の袂の諸涙」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦…
もろ‐ね【諸寝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一つの床にいっしょに寝ること。ともね。一つね。[初出の実例]「夫の死骸よ諸寐仕納め」(出典:俳諧・双子山前集(1697))
もろ‐は【諸羽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 左右両方の羽。[初出の実例]「かたときにかへしよかずをかぞふれば鴫のもろはもたゆしとぞなく」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
もろ‐まい(‥まひ)【諸舞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東遊(あずまあそび)を構成する、駿河舞と求子舞の両方とも舞うこと。駿河舞(時には求子舞)だけを舞う片舞に対していう。〔続教訓鈔(1…
諸葉 (モロバ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。ウラジロ科の常緑多年草,園芸植物,薬用植物。ウラジロの別称