なくに‐がえ(‥がへ)【名国替】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年官などに見られる任官様式の一つで、名替(なかえ)と国替を同時に行なうこと。例えば、ある官職にある者を任じていたものを停め、改めて…
やすな【保名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 歌舞伎所作事。清元。篠田金治作詞。初世清元斎兵衛(清沢万吉)作曲。二世藤間勘十郎(藤間大助)振付。文政元年(一八一八)江戸都座初演。三世尾…
シリーズ名
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 各々が固有のタイトルを有し,かつ全体として終期を予定せず刊行される資料のグループ全体に共通するタイトル.各資料自身が持つ固有のタイトルとは…
【斉名】せいめい
- 普及版 字通
- 同じほどの名声がある。〔三国志、魏、徐伝〕(ばく)の同郡の韓(字は)曼游、(かんしき)幹り。と名を齊(ひと)しうす。字通「斉」の項目を見る。
【成名】せいめい
- 普及版 字通
- 名声。〔子、非十二子〕名もて侯に況(おく)り、以て臣と爲さんと願はざる(な)し。是れ人の勢ひを得ざるなり。仲尼・子弓是れなり。字通「成」の項目…
【嫌名】けんめい
- 普及版 字通
- (いみな)と似た発音の語を避ける。〔礼記、曲礼上〕卒哭しては乃ち(い)む。禮、名をまず。二名(二字の名)は(へんき)せず。字通「嫌」の項目を見る。
【買名】ばいめい
- 普及版 字通
- 売名。字通「買」の項目を見る。
【複名】ふくめい
- 普及版 字通
- 二字名。字通「複」の項目を見る。
【修名】しゆう(しう)めい
- 普及版 字通
- 美名。〔楚辞、離騒〕老、(ぜんぜん)として其れ將(まさ)に至らんとす 修名の立たざるをる字通「修」の項目を見る。
【徇名】じゆんめい
- 普及版 字通
- 名声のために命を棄てる。明・何景明〔京邑を発す、四首、一〕詩 奄(たちま)ち七たび徂(ゆ)く 名に徇(したが)ふはふ(むな)し字通「徇」の項目を見…
【綽名】しやくめい
- 普及版 字通
- あだ名。字通「綽」の項目を見る。
【名紙】めいし
- 普及版 字通
- なふだ。名刺。〔開元天宝遺事、天宝上、風流沢〕長安に康坊り。妓女の居るの地なり。~年の新士、紅牋の名紙を以て、其の中に(いうえつ)す。時人此…
【名儒】めいじゆ
- 普及版 字通
- 大儒。字通「名」の項目を見る。
【名臣】めいしん
- 普及版 字通
- 名節ある臣。〔史記、張釈之伝〕王生曰く、吾(われ)老いて且つ賤(いや)し。~張尉は、方今天下の名臣なり。吾故(ことさら)に聊(いささ)か尉を辱(はづ…
【名世】めいせい
- 普及版 字通
- 著名の人。〔孟子、公孫丑下〕五百年にして必ず王の興るり。其の、必ず名世のり。~其の數を以てするときは、則ちぎたり。其の時を以て之れを考ふれ…
【名閥】めいばつ
- 普及版 字通
- 名門。字通「名」の項目を見る。
【无名】むめい
- 普及版 字通
- 無名。字通「无」の項目を見る。
【養名】ようめい
- 普及版 字通
- 名望を得るようにつとめる。字通「養」の項目を見る。
【喩名】ゆめい
- 普及版 字通
- 形容していう。字通「」の項目を見る。
【釣名】ちよう(てう)めい
- 普及版 字通
- 虚飾によって名声を求める。〔管子、法法〕名の人に賢士無く、利の君に王無し。~賢人の行ひ、王のは、其の已(や)むこと能はざるなればなり。字通「…
【逃名】とう(たう)めい
- 普及版 字通
- 名声を避ける。唐・白居易〔香炉峰下、新たに山居を卜し、草堂初めて成る~重題〕詩 匡廬は(すなは)ち是れ、名をるるの地 司馬は仍(な)ほ老をるの…
【単名】たんめい
- 普及版 字通
- 一字名。字通「単」の項目を見る。
枝松名えだまつみよう
- 日本歴史地名大系
- 埼玉県:児玉郡児玉町枝松名児玉町から神川(かみかわ)町にかけての地域に比定される。文永一一年(一二七四)一一月の大嘗会雑事配賦(金沢文庫文…
国吉名くによしみよう
- 日本歴史地名大系
- 富山県:高岡市旧礪波郡地区佐加野村国吉名小矢部(おやべ)川左岸の国吉・佐加野(さがの)・答野島(とうのしま)付近に位置したとみられる。「吾…
体系名 タイケイメイ systematic name
- 化学辞典 第2版
- 化学界では,IUPAC(アイユーパック)が中心となって統一的な命名を勧告し,命名に際しての混乱を避ける方策が講じられている.有機化合物および無機化…
ぞく‐めい【属名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生物学上の属に与えられた名称。
そう‐みょう(サウミャウ)【草名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文書に記された草書体の署名。身分が下位の人に対して、また書状などの私的な文書において使われることが多い。押字。つくりな。はん。[…
じん‐みょう(‥ミャウ)【神名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神の名。しんめい。[初出の実例]「神名称命称尊 神名を某の命某の尊と称せり」(出典:随筆・安斎随筆(1783頃)一五)② 神社の名称。しん…
しょ‐めい【初名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はじめの名。最初の名称。[初出の実例]「義澄初名義通改二義高一堀越殿の男政元が為に立られ」(出典:読史余論(1712)三)[その他の文献]…
五郎丸名ごろうまるみよう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:久留米市旧御井郡地区五郎丸村五郎丸名鎌倉期から戦国期にかけてみえる名。宝荘厳(ほうしようごん)院(現京都市左京区)を本家に、四条家…
秋吉名あきよしみよう
- 日本歴史地名大系
- 大分県:杵築市秋吉名秋吉氏が所持する名田で、建武元年(一三三四)一一月日の伴忠義八坂下庄内秋吉名畠屋敷配分状(秋吉文書)によれば、秋吉名の…
是枝名これえだみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:川内市是枝名薩摩国建久図田帳には薩摩郡公領のうちに是枝九町があり、名主は在庁家弘。鎌倉時代は平姓薩摩郡司一族の若松氏の所領で、本…
青山名あおやまみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:川内市西手村青山名現青山町に比定される。「上井覚兼日記」天正二年(一五七四)閏一一月九日条に「隈城青山名」とみえ、同名内の門二は…
武安名たけやすみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:姶良郡隼人町松永村武安名松永(まつなが)字武安を遺称地とする。大隅国建久図田帳には桑東(くわのとう)郷の国衙領として武安六町がみ…
重留名しげどめみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:国分市重久村重留名中世の曾於(そお)(曾野)郡などにあった名。名の名に税所氏の仮名の通字である「重」の字があることから同氏の所領…
千住名せんじゆみよう
- 日本歴史地名大系
- 和歌山県:和歌山市河南地区中村千住名紀伊国に散在する名で、平安期は国衙の在庁官人の名であったと思われる。そのうち一ヵ所は後述の史料により和…
恒松名つねまつみよう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:行橋市常松村恒松名宇佐宮領の散在名。現大字常松(つねまつ)が遺称地とみられる。建久八年(一一九七)の豊前国図田帳断簡(到津文書/鎌…
弥富名やとみみよう
- 日本歴史地名大系
- 島根県:益田市弥富名現益田市遠田(とおだ)町から現那賀郡三隅(みすみ)町に及ぶ地域に所在した、益田庄を構成する内部の単位所領。もとは藤原(…
尾登名おのぼりみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南高来郡南串山町南串山村尾登名[現]南串山町尾登名京泊(きようどまり)名の東に位置し、南東部に彦(ひこ)山(三八〇・二メートル)が…
いち‐めい【一名】
- デジタル大辞泉
- 1 ひとり。「欠席一名」2 本名ほんみょう以外の名。別名べつめい。異名いみょう。いちみょう。「利根川は一名坂東太郎と呼ばれる」[類語](1)一人…
さぶらい‐な〔さぶらひ‐〕【▽侍名/▽候名】
- デジタル大辞泉
- 下﨟女房げろうにょうぼうが宮仕えのときに用いる名。「ひさしき」「ゆりはな」「つる」「かめ」の類。
しつ‐めい【失名】
- デジタル大辞泉
- だれだか名前がわからないこと。
めい‐しゅ【名酒】
- デジタル大辞泉
- 名の知られた味のよい酒。
そしき‐めい【組織名】
- デジタル大辞泉
- ⇒系統名
つう‐めい【通名】
- デジタル大辞泉
- (戸籍上の名前・本名などに対し)世間に通じる名前・名称。通称。通り名。
アカウント‐ネーム(account name)
- デジタル大辞泉
- プロバイダーやSNSのアカウントを取得するときに登録する名前。本名でも可能だが、ニックネームを用いることが多い。アカウント名めい。アカ名。→ハ…
わらべ‐な【童名】
- デジタル大辞泉
- 「わらわな(童名)」に同じ。「梅がえが幼名と、松山が―を取り違へた」〈浮・名代紙衣〉
あん‐みょう〔‐ミヤウ〕【安名】
- デジタル大辞泉
- 禅宗で、新しく得度受戒した僧に、戒師が法名ほうみょうを与えること。また、そのときの文書。
保名 (やすな)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 歌舞伎舞踊。清元。1818年(文政1)3月江戸都座で3世尾上菊五郎初演。四季七変化《深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)》春の部の一つ。…
名抜き (みょうぬき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 〈抜き地〉ともいう。日本の中世後期,名田畠の寄進・売買などの際,その名田畠に賦課されている年貢,公事(くじ)などの公租を,譲渡者が負担する…