おぼえ‐がき【覚書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 後々の記憶のために書いておくこと。また、その文書。メモ。[初出の実例]「杉風方に前々よりの発句文章の覚書可レ有レ之候」(出典:芭蕉…
ことば‐がき【言葉書・詞書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ことばを書くこと。言ったことを書きとどめること。また、そのもの。[初出の実例]「此道に長ずる詞書になづませるを第一として、其おも…
ざれ‐がき【▽戯れ書き】
- デジタル大辞泉
- おもしろ半分に書いた文章や書画。
かき‐そこない(‥そこなひ)【書損】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かきぞこない」とも ) 書きそこなうこと。また、そのもの。書き損じ。[初出の実例]「とれそかきそこないか」(出典:御湯殿上日記‐永…
かき‐のし【書き熨=斗】
- デジタル大辞泉
- 贈り物の上包みに、熨斗をつける代わりに「のし」と書いたもの。
かすり‐がき【掠書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 かすれた墨跡で書くこと。また、その書いたもの。渇書。渇筆。かすれがき。
みだれ‐がき【乱書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秩序なく書くこと。また、乱雑に書くこと。みだしがき。みだりがき。[初出の実例]「霞砂子みだれ砂子の乱れ書きに」(出典:うもれ木(189…
はなし‐がき【放書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字を続けて書かないで、一字ずつ離して書くこと。はなちがき。
かき‐おとり【書劣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書いたものの方が実際のものより劣ること。[初出の実例]「絵にかきおとりする物、なでしこ。菖蒲(さうぶ)。さくら」(出典:枕草子(10…
つづけ‐がき【続書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一筆に書きくだすこと。筆を途中で紙面から離さないで続けて書くこと。また、その書いたもの。いちじがき。[初出の実例]「今まではどこを…
たどり‐がき【辿書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自信がなくたどたどしく書くこと。へたに書くこと。また、その書いたもの。
ただし‐がき【但書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「但(ただし)」という語を書き出しに使って、その前文の説明・条件・例外をことわる場合などについて書き加えた文。また、一般に、そのよ…
【抗章】こうしよう
- 普及版 字通
- 上書。字通「抗」の項目を見る。
【稟単】ひんたん
- 普及版 字通
- 口上書。字通「稟」の項目を見る。
おって‐がき【追書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 追加を書くこと。書き添えること。特に、手紙を書き終えたあとに、また、ほかのことを書き添えること。また、その文章。なおなおがき。追…
かき‐おこし【書起】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書き始め。書き出し。起筆。[初出の実例]「と、いう風な書き起しであったが」(出典:啾々吟(1953)〈松本清張〉七)② 描線の上に彩色を…
かき‐ちらし【書散】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書き散らすこと。また、その書き散らしたもの。なぐりかき。
つもり‐がき【積書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大体の計画、または予算を書き記した文書。見積もりをした書類。見積書。[初出の実例]「南円堂の足代のくさらぬ仕用帳、木津川のあさくな…
わかち‐がき【分書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 文字をつらねて語句や文章を書く時、言語単位の区切れを明らかにするため、単位と単位との間をあけて書くこと。また、その書き方。日本…
Personalien
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [複](住所・氏名・職業などを記した)個人記録, 身上書.
とどけ‐がき【届書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 届け出る事項を記した書面。届け。とどけしょ。[初出の実例]「地頭支配へ届書之事」(出典:地方落穂集(1763)一四)② 江戸時代、六か月…
ひかえ‐がき(ひかへ‥)【控書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 後日の必要に備えて書きとめておくこと。また、そのもの。ひかえ。
はなち‐がき【放書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一つづきの文字群を、連綿しないで、一字一字離して書くこと。[初出の実例]「その次に男手、はなちがきに書きて」(出典:宇津保物語(97…
かき‐ながし【書流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 筆に任せて、さらさら書くこと。また、その書いたもの。[初出の実例]「漢文である原文が全部平仮名交りに書流しになってゐると聞いた」(…
さだめ‐がき【定書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸時代、幕府が発した規約または法令を記したもの。「定書」あるいは「定」と題して書面に記し、また、制札などに記して掲示した。法…
ことわり‐がき【断書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある事柄について、補足または条件、理由、例外、弁解などを書いたもの。[初出の実例]「花に三春の精進もあり ふれ状に断書の朝かすみ〈…
【進稟】しんひん
- 普及版 字通
- 口上書。字通「進」の項目を見る。
え‐かき(ヱ‥)【絵書・絵描】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 絵をかくこと。また、絵をかくという行為、技術。[初出の実例]「yecaquino(エカキノ) メイジンナルガ コノ ゴエイヲツクリ」(出典:バレ…
はしがき 端書き
- 小学館 和伊中辞典 2版
- prefazione(女),introduzione(女),premessa(女)
したがき 下書き
- 小学館 和伊中辞典 2版
- bozza(女),abbozzo(男);(文章の)minuta(女),brutta co̱pia(女) ◇下書きする 下書きする したがきする fare la bozza [l'abbozzo/la minu…
すみ‐がき【墨書・墨描】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 墨で書くこと。[初出の実例]「雲間にもつくれる文字の墨がきはいく世の秋の初雁の声」(出典:千首和歌太神宮法楽(1542)七)② 日本画で…
前書き
- 小学館 和西辞典
- prefacio m., prólogo m., preámbulo m., proemio m.
書き方
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- Schreibweise [女]; (文章) Stil [男]
縦書き
- 小学館 和西辞典
- escritura f. vertical日本語は上から下に縦書きできる|El japonés puede escribirse ⌈de arriba abajo [verticalmente].縦書きするe…
よこがき【横書き】
- 改訂新版 世界大百科事典
ト書き (とがき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 演劇用語。戯曲のなかで,せりふ以外の,主として登場人物の動作や行動を指示する部分のことをいう。場合によっては,時代,場所,日時の指定,舞台…
うらがき【裏書き】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- &fRoman1;❶〔軸物などの〕a certificate of authenticity;〔裏に書いた注〕a commentary, a note❷〔手形などの〕(an) endorsement (written on the …
あとがき【後書き】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔本の〕an afterword;〔手紙の〕a postscript ((略 P.S.))
katágákí, かたがき, 肩書き
- 現代日葡辞典
- (<…1+káku) O título;a posição social;o grau acadé[ê]mico.~ no aru|肩書きのある∥Titular.~…
shiná-gákí, しながき, 品書き
- 現代日葡辞典
- (<…+káku1) A lista 「de mercadorias/comidas/pratos」;o catálogo;o inventário;o menu;a ementa. [S/同]Mokú…
細書き ほそがき
- 日中辞典 第3版
- 细笔道xì bǐdào.~細書きの万年筆|笔道细的钢笔.
ト書き とがき
- 日中辞典 第3版
- (剧本中对演员的动作、表情的)说明(jùběn zhōng duì yǎnyuán de d…
落書き らくがき
- 日中辞典 第3版
- 胡写(的词句)húxiě(de cíjù),乱涂写(的)画luàn túxiě (de) huà,胡乱…
らくがき【落書き】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- scribbling;〔公衆便所などの〕graffiti [ɡrəfíːti](▼単数はgraffitoだが,通例複数形で用いる);〔紙切れやノートなどの〕a doodle(▼しばしば複…
いつわり‐がき(いつはり‥)【偽書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 事実や自分の心をいつわって書いた文。また、相手をだますために書いた文。[初出の実例]「日本国中の大小のじんきをかきしるし、まったく…
なぐさみ‐がき【慰書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なぐさみとして書くこと。なぐさみ半分に書くこと。また、そのもの。
かき‐あらわ・す(‥あらはす)【書表・書著】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① ( 書表 ) 書いて状態や事情を明らかにする。[初出の実例]「所の様おぼつかなきうらうらいそのかくれなくかきあらはした…
みっ‐そ【密疏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 内密に上書すること。〔宋史‐王旦伝〕
うけ‐がき【請(け)書(き)】
- デジタル大辞泉
- 「請け書しょ」に同じ。
よせ‐がき【寄(せ)書(き)】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)多くの人が1枚の紙に文章や絵などを書くこと。また、その書いたもの。「卒業記念の寄せ書き」「見舞いのカードに寄せ書きする」