さんねん‐みそ【三年味噌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仕込んでから三年になるみそ。熟成して味のこくなったもの。[初出の実例]「塗垂(ぬりたれ)に妻もこもりて恙(つつが)なし〈雪柴〉 三年味…
さんばん‐どり【三番鳥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夜明け前に二番鳥に遅れて鳴く鶏。また、その声、時刻。
さんびゃく‐しょこう【三百諸侯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、大名の数が約三〇〇あったところから、すべての大名をいう語。[初出の実例]「明治中興の業、殆ど刃にらずして成り、三百諸侯先…
さんびゃく‐だな【三百店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家賃が三〇〇文ほどの、安い借家。[初出の実例]「三百店に新ぞうとさしむかひ」(出典:雑俳・柳多留‐二一(1786))
さんびゃく‐め【三百目・三百匁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一匁の三〇〇倍。特に銀貨で一匁の三〇〇倍。金五両にあたり、江戸時代の間男の示談料とされた。[初出の実例]「はやしに一ばい三百目の借…
さんぴん‐ざむらい(‥ざむらひ)【三一侍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 一年の扶持が三両一分であったところから ) 江戸時代、身分の低い侍、若党を卑しんでいう語。さんぴん奴。さんぴん野郎。三両侍。さん…
さんぷう‐せいとん【三風整頓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一九四二年から四四年末にかけて、毛沢東が提唱した中国共産党員の刷新的な教育運動。三風とは、学風、党風、文風をさし、党内の教条主義…
さんぶ‐がゆ【三分粥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 飯粒が全体の三分の一ほどまじっているおもゆ状の粥。
さんぶ‐けいしき【三部形式】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 楽曲構成の基礎的な形式の一つ。A(呈示部)━B(対照部)━A(再現部)という形式で、各部分はそれぞれ八小節からなるもの。古典派の作…
さんぶ‐ほんしょ【三部本書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんぶ(三部)の本書
さんぼう‐がくにん(サンバウ‥)【三方楽人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 現在の宮内庁楽部を構成している三系統の楽人の旧称。宮廷直属である京都方(京方、北京方)の多(おおの)、豊(ぶんの)(豊原)、山井(大…
さんまい‐あわせ(‥あはせ)【三枚袷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 表と裏の間に、一枚絹布をはさみ入れて仕立てた袷。[初出の実例]「三枚袷(さんマイアハセ)きる程になくては、奥ぶかには見へず」(出典:…
さんまや‐まんだら【三摩耶曼荼羅・三昧耶曼荼羅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [梵語] samaya-maṇḍala の音訳 ) 仏語。四種曼荼羅の一つ。仏、菩薩、明王、諸天などが所持している器杖や印契など三摩耶形で描かれた…
さんみつ‐そうおう(‥サウオウ)【三密相応】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんみつゆが(三密瑜伽)[初出の実例]「手作二印契一口誦二真言一心住二三摩地一。三密相応加持故、早得二大悉地一」(出典:即身成仏…
さんや‐まち【三夜待】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰暦二十三夜の月待行事。二三日の夜に社寺の籠り堂や当番の家に集まり、念仏を唱え、歌い騒いだり、餠(もち)をついたりして、月の出を待…
なわ‐さんずん(なは‥)【縄三寸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 罪人などを縛るときの縄のかけ方の一つ。捕縄(とりなわ)を輪にして首にかけ、さらに両手を背後へまわして縛りあげ、手首と首縄の間を三寸…
三十日・晦日 みそか
- 日中辞典 第3版
- 1〔月の第30日〕三十日sānshí rì.2〔つごもり〕每月最后一天měi yuè zuìhòu yīti&…
三七日 みなぬか
- 日中辞典 第3版
- 〈仏教〉三七sānqī,死后二十一天sǐ hòu èrshíyī tiān.
三項式 さんこうしき
- 日中辞典 第3版
- 〈数学〉三项式sānxiàngshì.
三段論法 さんだんろんぽう
- 日中辞典 第3版
- 三段论法sān duàn lùnfǎ,三段论式sān duàn lùnshì,三段论sān…
三倍体 さんばいたい
- 日中辞典 第3版
- 〈生物〉三倍体sānbèitǐ.
三百代言 さんびゃくだいげん
- 日中辞典 第3版
- 1〔無資格の代言人〕讼师sòngshī,讼棍sònggùn.2〔いんちき弁護士〕不可靠的律师bù k…
三量体 さんりょうたい
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉三聚物sānjùwù.
七五三 しちごさん
- 日中辞典 第3版
- (日本的)“七五三”(Rìběn de) “qī wǔ sān”.~七五三の祝い|“七五三”的祝贺式.[日本文化]11月15日に行…
李立三 Lǐ Lìsān
- 中日辞典 第3版
- <中国の人名>1899~1967李立三(りりつさん)・(リーリーサン).湖南省出身の政治家・革命家.勤工倹学運動に参加,フランスへ渡る.五・三○運動など…
三丽鸥 Sānlì'ōu
- 中日辞典 第3版
- <企業・ブランド>サンリオ(日)
misóká, みそか, 三十日・晦日
- 現代日葡辞典
- O último dia do mês(⇒ṓ-mísoka). [S/同]Jińjítsú;tsugómórí. [A/反]Ts…
sańbóń-shṓbu[óo], さんぼんしょうぶ, 三本勝負
- 現代日葡辞典
- 【(D)esp.】 A luta de três assaltos 「de boxe」.
sańtṓ-kíń, さんとうきん, 三頭筋
- 現代日葡辞典
- 【Anat.】 O músculo tricípite.
第三纪 Dìsānjì
- 中日辞典 第3版
- [名]<地質>第三紀.
第三世界 dì-sān shìjiè
- 中日辞典 第3版
- 第三世界.▶アジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの発展途上国で,中国も含まれる.他は“第一世界”“第二N…
三八式 sān bā shì
- 中日辞典 第3版
- 1 <旧>三八式歩兵銃.2 1938年に革命に参加した幹部.▶1937年以前に革命に身を投じた者を“长征chángzhēng干…
三班倒 sānbāndǎo
- 中日辞典 第3版
- [動](工場などで)3交替勤務する.▶普通は8時間交替で,“白班”(日勤),“中班”(夕方から深夜にかけての夜勤),“夜…
三进宫 sān jìngōng
- 中日辞典 第3版
- <慣>犯罪を重ねて3度逮捕されること;ある場所を3度訪れること.
三色堇 sānsèjǐn
- 中日辞典 第3版
- [名]<植物>サンシキスミレ.パンジー.
十三点 shísāndiǎn
- 中日辞典 第3版
- <方>1 [形]間が抜けている.这个人有点~/この人は少し間が抜けている.2 [名]間抜け.あほう.
快三步 kuàisānbù
- 中日辞典 第3版
- [名](社交ダンスの一種)ウィンナワルツ.
下三烂 xiàsānlàn
- 中日辞典 第3版
- <方>1 [形]卑しい.下品である.别那么~!/そんな卑しいまねをするな.2 [名]げす.卑しいやつ.▶1,2とも“下三&…
小瘪三 xiǎobiēsān
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>ちんぴら.不良少年.
屡次三番 lǚ cì sān fān
- 中日辞典 第3版
- <成>何度も何度も.~地叮嘱dīngzhǔ/再三再四注意する.
红三叶 hóngsānyè
- 中日辞典 第3版
- [名]<植物>ムラサキツメクサ.アカツメクサ.
だいに‐の‐さんみ(‥サンヰ)【大弐三位】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安中期の女流歌人。藤原宣孝と紫式部との子。本名は賢子(けんし)。従三位典侍となり、藤三位(とうさんみ)また祖父為時の官名から越後の弁と称し、…
たいめん‐さんじゅう(‥サンヂュウ)【対面三重】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎の下座音楽の一つ。「曾我の対面」で、曾我兄弟の出に用いる三重。[初出の実例]「かしこまって候、トたいめん三重になり五郎十郎〈…
たに‐みつば【谷三葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 セリ科の多年草。北海道、本州中部地方以西の谷ぞいの林の中に生える。高さ約六〇センチメートル。葉は三出複葉。各小葉は卵形または長楕…
このせ‐さんし【木瀬三之】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸前期の歌学者。名は随宜。号竹林斎。京都の人。里村昌琢に師事。古今伝授の風を排して学問の革新を唱え、清新な歌をよむ。著に「三輪若宮縁起」…
とう‐さんしょう(‥サンシャウ)【東三省】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の清代に、東部の黒龍江・吉林・奉天の三つの省をさして用いられた呼称。現在では、黒龍江・吉林・遼寧の三つの省をいう。
さかくら‐じゅんぞう【坂倉準三】
- 精選版 日本国語大辞典
- 建築家。岐阜県出身。昭和二年(一九二七)東京帝国大学文学部美学美術史学科卒業。フランスに渡り、ル=コルビュジェに学ぶ。代表作として鎌倉近代美…
さぐじ【三狐神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「みけつかみ(御食津神)」の当て字である「三狐神」を音読した「さんこしん」の変化した語 ) 農家でまつる田の神。〔和訓栞(1777‐18…
だいさん‐か(‥クヮ)【第三果】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。小乗の四果のうちの第三である不還果(ふげんか)。[初出の実例]「名を迦弥多羅と云ふ、第三果を得たる人也」(出典:今昔物語集(112…
だいさん‐せかい【第三世界】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アジア、アフリカ、中南米の発展途上国群を、自由主義陣営にも、社会主義陣営にも属さぬ第三の種類の国々として称した語。