ひ‐げん【鄙諺・卑諺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鄙俗なことわざ、言いならわし。俗諺。俚諺。[初出の実例]「卑諺(ヒゲン)にいふ喰さし学文と云になりて」(出典:授業編(1783)三)[その…
いい‐とり(いひ‥)【言取】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ことばで表現すること。多く、事情を述べ立てることにいう。[初出の実例]「若ひものの、言とりがわるひと、たばこぼんでも踏みこわされて…
せい‐しょ【成書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書物としてできあがっているもの。[初出の実例]「一部の成書を講釈し千万人をもただ一轍に」(出典:授業編(1783)四)[その他の文献]〔柳…
あく‐さふ【悪左府】
- 精選版 日本国語大辞典
- 「ふじわらのよりなが(藤原頼長)」の異称。[初出の実例]「此書の標題(げだい)は卯地臭意とあれば、悪左府(アクサフ)のむかし物語よと見れば」(出典…
かな‐ばん【仮名板】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仮名がきの板行物。転じて、わかりやすいこと。[初出の実例]「やぼな客にゃァ、すっとかなばんといふとこで、正直がいいぜァ」(出典:洒…
えん‐む【魘夢・厭夢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 不吉な夢。恐ろしい夢。悪夢。夢魔。[初出の実例]「棄放果逢秋去日、無レ由魘夢訴二吁嗟一」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)案山子)[そ…
ふう‐えん【風鳶】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 凧(たこ)。とんびだこ。いかのぼり。[初出の実例]「紙鶴風鳶定同産 嬉遊倶在二弄璋家一」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)風車)[その他の…
じゅん‐ちょく【順直】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おとなしく素直なこと。普通でとどこおりのないこと。また、そのさま。[初出の実例]「順直に読み下すときは、支那の焉矣也乎の…
bluff2 /blʌ́f/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [動]1 (他)(自)(人を)はったりでだます,言いくるめて(…)させる≪into doing≫,だまして(…を)やめさせる≪out of≫.He bluffed me into thinking…
禿山の一夜
- デジタル大辞泉プラス
- ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーの管弦楽曲(1867)。リムスキー・コルサコフによる編曲版(1881-1883)が広く知られる。
ビュフォン(Georges-Louis Leclerc Buffon)
- デジタル大辞泉
- [1707~1788]フランスの博物学者・啓蒙思想家。1749年より大著「博物誌」を刊行、進化論の先駆者とみなされる。
萩原村久右衛門
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:天明4.8(1784) 生年:生年不詳 江戸時代の御厨一揆と呼ばれる強訴未遂事件の首謀者。天明地震(1782)と翌年の大飢饉による被害が甚大であった相…
しゃば‐じゅう(‥ヂュウ)【娑婆中】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① この世。世の中。[初出の実例]「しゃば中にかりは無いぞとおっかぶせ」(出典:雑俳・柳多留‐八(1773))② あたり一帯。いたるところ。[…
松原 権四郎 マツバラ ゴンシロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の官僚 青森県知事;高松市長。 生年明治16(1883)年9月10日 没年昭和8(1933)年5月17日 出身地香川県 学歴〔年〕京都帝大卒 経歴神奈川…
リヒテンシュタイン Liechtenstein, Johann I Joseph, Fürst von und zu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1760.6.26. ウィーン[没]1836.4.24. ウィーンオーストリアの軍人。トルコ戦争 (1788~91) ,ナポレオン戦争 (99~1814) に参加。アウステルリッ…
【銷鑠】しよう(せう)しやく
- 普及版 字通
- とけてきえる。唐・駱賓王〔帝京〕詩 金、銷鑠し、素絲變ず 一貴一賤、見(あら)はる 紅顏、宿昔、白頭新たなり 粟、布衣、故人を輕んず字通「銷…
【銷釈】しようしやく
- 普及版 字通
- とける。字通「銷」の項目を見る。
よう‐ふ【孕婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 妊娠している女。はらみおんな。妊婦。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「孕婦(ヨウフ)には何は見せぬもの、彼は聞ぬ事といひ」(出…
那么 nàme
- 中日辞典 第3版
- 1 [代]1 …のように.…ほど(に);あんなに.そんなに.▶程度を表す.a “有〔像〕……”+“那么”+形容詞・動詞の形.▶“ٰ…
リンツ
- デジタル大辞泉プラス
- オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトの交響曲第36番K425(1783)。原題《Linz》。ザルツブルクからウィーンへの帰路でリンツに滞在し、その数日…
か‐じょう(クヮヂャウ)【科場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 科挙の試験を行なう場所。試験場。[初出の実例]「其業早く成就して廿歳を待ずして科場(クハジャウ)へも出るなり」(出典:授業編(1783)…
すいか‐ひょうたん(スイクヮ‥)【水火氷炭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 互いに相いれないことのたとえ。非常に仲が悪いことのたとえ。水火。氷炭。[初出の実例]「夫れ于鱗と中郎の異なること、譬へば水火氷炭の…
てんち‐きん【天地金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 扇の地紙の上部と下部が金箔のもの。祝儀の時などに用いる。[初出の実例]「今朝ははやひらく扇の天地金ひかりもきよき年玉の春」(出典:…
しゅん‐こつ【駿骨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 駿馬(しゅんめ)の骨。転じて、賢人。[初出の実例]「却笑燕台求二駿骨一、嘶鳴看取画中聞」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)画馬)[その他…
ない‐りょう(‥レウ)【内療・内料】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 内科の治療。また、内科医のこと。⇔外療。[初出の実例]「インウヱンジゲヘネースブーク、内療の書、〈略〉ヘーステル等所レ著数多あり」(…
リトソン Ritson, Joseph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1752.10.2. ダラム,ストックトンオンティーズ[没]1803.9.23. ロンドンイギリスの好古家。スコットランド出身。中世の歌謡の収集に努め『イギリ…
是(昰) shì [漢字表級]1 [総画数]9
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]…だ.…である.▶判断・説明を表す動詞.否定は“不”しか用いない.☞[汉语小知识]是sh…
blotch /blάtʃ | blɔ́tʃ/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 (インクなどの)しみ,よごれ.2 (肌の)しみ,できもの;(植物の)病斑(びょうはん)(の出る病気).━━[動](他)…にしみをつける.blotched…
へん‐しん【偏心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 心がかたよっていること。また、その心。〔書言字考節用集(1717)〕[初出の実例]「是を選にも収めざるは偏心(ヘンシン)とも妬心ともい…
クニッゲ Adolph Freiherr von Knigge 生没年:1752-96
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの作家,社会評論家。風刺的で教育的な作風をもち,啓蒙主義の精神にもとづいて市民社会とその文化の確立を促し,フランス革命の理念を擁護し…
ウォルター Walter, John
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1739. ロンドン?[没]1812.11.16. テディントン『ロンドン・タイムズ』の創刊者。初め石炭商人として成功したが,1781年投機で失敗し,翌 1782年…
ろん‐ばく【論駁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 議論して、相手の説を誤りとして非難・攻撃すること。[初出の実例]「単姓とするの非なるよしを論駁(ロンハク)せり」(出典:授業編(1783…
に【二】 の 午((うま))
- 精選版 日本国語大辞典
- 二月の二度目の午の日。《 季語・春 》[初出の実例]「稲荷御出。〈略〉此の神二の午の日御出、二の卯の日還幸。故に世俗の諺に云、うまうまと御出、…
かゆ‐ばし【粥箸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小正月の小豆粥を食べるための祝い箸。ヌルデ、ヤナギなどで中太に作る。小豆粥をまぜる箸をいう地方もある。使用後、屋根に投げ上げたり…
い‐ばん【夷蛮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 未開なこと。野蛮。また、その国やその人。蛮夷。[初出の実例]「精切験レ己而推レ人、其有下不レ得二其道一者上哉、故夷蛮之人、目未三嘗…
おや‐おや
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 感動詞 〙 ( 感動詞「おや」を重ねた語 ) 意外なことに出会って、驚いたり失望したりしたときに発することば。[初出の実例]「ヲヤヲヤばからしい…
あと‐ぼう【後棒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 駕籠の棒の、後の人が担ぐ部分。また、それを担ぐ人。後肩(あとかた)。⇔先棒・端棒(はなぼう)。[初出の実例]「跡棒は肩にくらべて切たや…
せつ‐い【切意】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古歌・俗謡の類を漢詩に訳すこと。② わかりやすく説明すること。解釈すること。言いかえること。[初出の実例]「これを切意すれば、各其…
まつのつゆ【松乃露】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 大分の日本酒。仕込み水は両子(ふたご)山の伏流水。蔵元の「矢野酒造場」は明治16年(1883)創業。所在地は国東市安岐町成久。
ac・quit /əkwít/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [動](~・ted;~・ting)(他)〔通例受身形で〕〈人を〉(…の容疑について)無罪とする,(容疑を)晴らす≪of,on≫(⇔convict).be acquitted of a…
blas・phe・mous /blǽsfəməs/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]〈言葉・内容が〉冒涜(ぼうとく)的な;〈人が〉不敬な.blasphemously[副]blasphemousness[名]
こう‐じつ【紅日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あかく輝く太陽。多く朝日をさしていう。旭日。[初出の実例]「朝日といはんも紅日(コウジツ)といわんも同じかるべし」(出典:授業編(178…
かん‐いん(クヮンヰン)【換韻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 漢詩の韻法の一つ。古詩において、一首の途中で、用いる韻目を換えること。[初出の実例]「近体、第一・第二の句の韻礎に、換音(クハンイ…
か‐ぶん【下聞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目下の者にものをたずねること。下問。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「大家作家なりしかど聊も下問(カブン)を恥る事なき生質(むま…
うえ‐つけ(うゑ‥)【植付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の苗を移し植えること。移植。多くは、稲の苗を田に植えることにいう。田植え。[初出の実例]「今年も御知行へ水が出て、うへ付が出来…
ひ‐じゃく【卑弱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 力のないこと。かよわいさま。また、年の若いさま。[初出の実例]「唐にていへば、六朝より已来、対偶卑弱の文なりしを韓柳其の…
し‐りょう(‥レウ)【詩料】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩歌によみいれる素材。詩材。[初出の実例]「鶯花の字は三春の詩料(シレウ)、これなくては詩境さびしからん」(出典:授業編(1783)八)[…
ぐ‐ふ【愚婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おろかな女。無知な妻。また、自分の妻をへりくだっていうのにも用いる。[初出の実例]「庸人(ようじん)愚婦(グフ)といへども一見して得る…
しゅう‐ちょう(シウチャウ)【繍腸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( にしきの心の意 ) 詩文の才能に富んでいること。豊かな詩情。→錦心繍腸。[初出の実例]「繍腸才子多相識、楮国先生有二宿因一」(出典:…
かざ‐まけ【風負】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 風圧に耐えられないで折れたり、しなったりすること。かぜまけ。[初出の実例]「風まけのする荷を牛は二日引き」(出典:雑俳・柳多留‐一…