河鍋暁斎(かわなべぎょうさい) かわなべぎょうさい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 「かわなべきょうさい」の誤読。[編集部][参照項目] | 河鍋暁斎
ほしおちてなお〔ほしおちてなほ〕【星落ちて、なお】
- デジタル大辞泉
- 沢田瞳子の小説。河鍋暁斎の娘、暁翠きょうすいの生涯を描く。第165回直木賞受賞。
星落ちて、なお
- デジタル大辞泉プラス
- 澤田瞳子の時代小説。幕末の絵師、河鍋暁斎の娘暁翠の一代記。2021年刊行。同年、第165回直木賞受賞。
河鍋暁斎(かわなべきょうさい) かわなべきょうさい (1831―1889)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本画家。下総(しもうさ)(茨城県)古河(こが)藩士河鍋喜右衛門の次男として生まれる。幼名周三郎。俗称洞郁。生後まもなく、父が幕府定火消同心甲…
河鍋暁斎 (かわなべ-きょうさい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1831-1889 幕末-明治時代の日本画家。天保(てんぽう)2年4月7日生まれ。歌川国芳に入門,のち狩野派の前村洞和,狩野洞白にまなぶ。明治14年内国勧業…
かわなべ‐きょうさい〔かはなべケウサイ〕【河鍋暁斎】
- デジタル大辞泉
- [1831~1889]幕末・明治前期の日本画家。下総しもうさの人。号、洞郁・狂斎など。狩野派と浮世絵を学び、両者を取り入れた鋭い写実と特異な画風に…
戯画【ぎが】
- 百科事典マイペディア
- 滑稽(こっけい)な内容の絵で,《鳥獣戯画》のように用いた。現在ではカリカチュアの訳語として用いられる。また専門の画家が興にまかせて戯れに描い…
河鍋暁翠 (かわなべ-きょうすい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1868-1935 明治-昭和時代前期の日本画家。明治元年12月10日生まれ。河鍋暁斎の長女。父にまなぶ。明治35年女子美術学校教授。昭和10年5月7日死去。…
河鍋暁斎
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治22.4.26(1889) 生年:天保2.4.7(1831.5.18) 幕末明治期の浮世絵師,日本画家。下総国古河(茨城県)生まれ。名は洞郁,字陳之。別号に狂斎,周…
小林清親【こばやしきよちか】
- 百科事典マイペディア
- 版画家。江戸生れ。洋画をワーグマン,日本画を河鍋暁斎,柴田是真に学ぶ。木版画に洋画的手法をとりいれ,光と影の効果を巧みに表した風景版画を残…
河鍋暁斎 (かわなべぎょうさい) 生没年:1831-89(天保2-明治22)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 幕末・明治前期の画家。下総国古河(現,茨城県古河市)の藩士の家に生まれる。幼時より画才を発揮し,7歳にして歌川国芳の門に入り,浮世絵を修業。…
かわなべきょうさいきねんびじゅつかん 【河鍋暁斎記念美術館】
- 日本の美術館・博物館INDEX
- 埼玉県蕨市にある美術館。昭和52年(1977)創立。幕末から明治にかけて活躍した狩野派絵師河鍋暁斎を紹介する専門美術館。暁斎の曾孫が開設。暁斎と門…
前村洞和 (まえむら-とうわ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1841 江戸時代後期の画家。江戸本郷にすむ。狩野洞白(かのう-どうはく)にまなび,土佐山内家の絵師となる。門下に河鍋暁斎(かわなべ-きょうさい)…
こばやし‐きよちか【小林清親】
- 精選版 日本国語大辞典
- 版画家。江戸の人。下岡蓮杖に写真術、ワーグマンに油絵、河鍋暁斎・柴田是真に日本画・漆絵を学ぶ。木版浮世絵に洋画風の構図と光線をとり入れた新…
かわなべ‐きょうさい【河鍋暁斎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 幕末・明治前期の日本画家。下総の人。号は洞都、狂斎など。狩野派と浮世絵を取り入れた鋭い写実と特異な画風を示した。天保二~明治二二年(一八三…
河鍋暁斎 かわなべきょうさい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]天保2 (1831).4.7. 下総古河[没]1889.4.26. 東京江戸時代後期から明治時代前期の日本画家。幼名周三郎。字は陳之(のりゆき)。画号は惺々狂斎,…
河鍋暁斎【かわなべきょうさい】
- 百科事典マイペディア
- 幕末・明治初期の日本画家。名は周三郎。下総(しもうさ)古河生れ。7歳で歌川国芳に入門,のち狩野派の前村洞和,狩野洞白に学び,狩野派に浮世絵を…
歌川国芳【うたがわくによし】
- 百科事典マイペディア
- 江戸末期の歌川派の浮世絵師。江戸神田の生れ。本名井草孫三郎。一勇斎,朝桜楼と号した。初世歌川豊国の門人。《通俗水滸伝豪傑百八人》(1827年)…
ほんちょうがじんでん〔ホンテウグワジンデン〕【本朝画人伝】
- デジタル大辞泉
- 村松梢風による日本画家の人物評伝。「中央公論」誌に連載。大正13年(1924)から大正15年(1926)にかけて中央美術社から上中下3巻を刊行。その後、…
コンドル Josiah Conder
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1852.9.28~1920.6.21イギリス人建築家。英語読みはコンダー。工部大学校造家学教師として1877年(明治10)1月来日。辰野金吾・片山東熊(とうくま)らを…
安愚楽鍋 あぐらなべ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 滑稽本。仮名垣魯文(かながきろぶん)著。挿絵は落合芳幾(よしいく)・河鍋暁斎(きょうさい)。1871~72年(明治4~5)誠之堂刊。式亭三馬の「浮世床」「…
尾形月耕
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:大正9.10.1(1920) 生年:安政6.9.15(1859.10.10) 明治大正期の日本画家。江戸京橋生まれ。本名鏡正之助。のち尾形光哉の養子となり,尾形姓とな…
コンドル(Josiah Conder) こんどる Josiah Conder (1852―1920)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの建築家で、日本の近代建築の育ての親。英語での正確な発音をカナ転記すると、コンダーに近い。ロンドン生まれ。サウスケンジントン美術学…
海野 美盛(2代目) ウンノ ヨシノリ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の彫金家 東京美術学校教授。 生年元治1年11月(1864年) 没年大正8(1919)年9月22日 出生地江戸・下谷池之端茅町 本名海野 子之吉(ウン…
小林清親 こばやしきよちか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]弘化4(1847).8.1. 江戸[没]1915.11.28. 東京明治の浮世絵画家,版画家。本所御蔵屋敷総頭取小林茂兵衛の子。幼名は勝之助。明治維新の頃一時静岡…
かわなべ(かはなべ)【河鍋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 姓氏の一つ。
小林清親 (こばやしきよちか) 生没年:1847-1915(弘化4-大正4)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 版画家,風刺漫画家。江戸本所御蔵屋敷の御蔵方組頭の家に生まれた。河鍋暁斎,柴田是真に日本画を,下岡蓮杖に写真術,C.ワーグマンに洋画を学んだ…
コンドル
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:大正9.6.21(1920) 生年:1852.9.28 明治大正期の「わが国建築界の父」と呼ばれるイギリス人建築家。日本美術の海外紹介者としても知られる。南…
柴田是真
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治24.7.13(1891) 生年:文化4.2.7(1807.3.15) 幕末明治期の日本画家,蒔絵師。江戸両国の彫工の家に生まれる。本名亀太郎,のち順蔵。古満寛哉…
小林清親 こばやしきよちか (1847―1915)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明治の版画家。幕府御蔵方組頭小林茂兵衛の第9子として江戸本所御蔵屋敷に生まれる。幼名勝之助。1862年(文久2)父の没後家督を継ぎ、明治維新後旧…
河鍋 暁翠 カワナベ キョウスイ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の日本画家 東京女子美術学校教授。 生年明治1年12月10日(1869年) 没年昭和10(1935)年5月7日 出生地東京・本郷(東京都文京区) 本名河…
狩野派【かのうは】
- 百科事典マイペディア
- 室町中期に興り,桃山〜江戸時代を通じて続いた日本絵画史上最大の流派。小栗宗湛(そうたん)の跡を継いで,室町幕府の御用絵師となった狩野正信がそ…
コンドル Josiah Conder 生没年:1852-1920
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本人建築家を養成し,日本に西洋建築を実現するために来日したイギリス人建築家。名前は本来はコンダーと発音する。生地ロンドンにおいて,ビクト…
浮世絵【うきよえ】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代,江戸を中心に盛行した庶民風俗画。遊里と劇場という当時の二大歓楽境を主題材とし,平明でしかも極度に洗練された美の世界を開拓した。木…
海野美盛(2代) (うんの-よしもり)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1864-1919 明治-大正時代の彫金家。元治(げんじ)元年11月生まれ。初代海野美盛の弟子である父海野盛寿(もりとし)に彫金を,酒井道一,河鍋(かわなべ)…
速水春暁斎(初代) (はやみ-しゅんぎょうさい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1767-1823 江戸時代後期の読み本作者,画家。明和4年生まれ。京都の人。家は代々呉服商。13歳で家督をつぐ。寛政以後,おもに自作の絵本読み本を刊行…
しゃかはっそうやまとぶんこ〔シヤカハツサウやまとブンコ〕【釈迦八相倭文庫】
- デジタル大辞泉
- 合巻。58編。万亭応賀作。2世歌川豊国・2世歌川国貞・惺々せいせい暁斎画。弘化2~明治4年(1845~71)刊。釈迦が1代に示現した八相を平易な読み物に…
岡安喜三郎(2代) (おかやす-きさぶろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1777-1857 江戸時代後期の長唄唄方。安永6年生まれ。初代喜三郎の門弟で,文政11年2代をついだ。安政4年4月8日死去。81歳。前名は喜八。号は醒暁斎。
岡安喜三郎(2世) おかやすきさぶろう[にせい]
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]安政4(1857).4.8.長唄唄方の家元。1世岡安喜三郎の門弟。前名喜八。文政 11 (1828) 年2世を襲名。天保6 (35) 年醒暁斎と改名した。
菱川柳谷 (ひしかわ-りゅうこく)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の浮世絵師。享和-文化(1801-18)のころ喜多川歌麿(うたまろ)風の錦絵の美人画・相撲図,草双紙の挿絵などをかいた。別号に春暁斎な…
うちわ‐さし(うちは‥)【団扇差】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 うちわをさして置く調度。うちわ立て。[初出の実例]「暁斎や是真の画のある団扇を幾つも挿した団扇挿(ウチハサ)しの下の柱にもたれて」(…
えんざん‐りゅう(ヱンザンリウ)【遠山流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生け花の一流派。近世末期、大坂で阪田里暁斎梅甫およびその兄遠山国古亭一清が始めた流派で、関西に流行。② 盆石の一流派。流祖は恵心…
速水春暁斎(2代) (はやみ-しゅんぎょうさい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1867 江戸時代後期の画家。初代速水春暁斎の子。京都の人。高井蘭山作の「春雨譚」(嘉永(かえい)3年刊)の挿絵をかいた。慶応3年5月16日死去。名…
しゃかはっそうやまとぶんこ(シャカハッサウ‥)【釈迦八相倭文庫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 合巻(ごうかん)。五八編二三二冊。万亭応賀作・二世歌川豊国、二世歌川国貞、惺々(せいせい)暁斎筆。初編は弘化二年(一八四五)刊。明治四年(一八…
三室山みむろやま
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:生駒郡斑鳩町神南村三室山[現]斑鳩町大字神南斑鳩町西南部、竜田(たつた)川と大和川との合流地に臨む小丘陵で、神南(じんなん)集落の…
扁額軌範へんがくきはん
- 日本歴史地名大系
- 全二編四巻五冊 付録一冊 合川和・北川春成画、速水春暁斎編 文政二—四年 書画 静嘉堂文庫 国会図書館・京都大学図書館 祇園・清水・北野など、有名…
北川春成 (きたがわ-はるなり)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代後期の画家。模写にすぐれた京都の絵師。合川珉和(あいかわ-みんわ)と共同で,おもに清水寺(きよみずでら)・祇園社(ぎおんしゃ)(八坂神…
福田半香 (ふくだ-はんこう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1804-1864 江戸時代後期の画家。文化元年7月2日生まれ。渡辺崋山(かざん)門下。蛮社(ばんしゃ)の獄で蟄居(ちっきょ)となった崋山の支援のために画…
福田半香
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:元治1.8.23(1864.9.23) 生年:文化1(1804) 江戸末期の南画家。遠江(静岡県)見附の生まれ。名は佶,字は吉人,通称は恭三郎。暁斎,暁夢生とも号し…
美術展覧会 (びじゅつてんらんかい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 西洋 日本美術品の展覧会をいう。不特定多数の鑑賞者を対象とした啓蒙的なもの,自発的に催されるもの(グループ展など)のほか,競売を…