「アショーカ王」の検索結果

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阿育王 あいくおう

旺文社世界史事典 三訂版
⇨ アショーカ王

カローシュティー文字【カローシュティーもじ】

百科事典マイペディア
アラム文字に基づいて作られたといわれる古代インドの文字。アショーカ王碑文(アショーカ王石柱)を最古の資料とする。北西インドから中央アジアに…

マウリヤ朝 マウリヤちょう Maurya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インド,マガダ国の王朝 (前 321頃~185頃) ,孔雀王朝と漢訳される。始祖チャンドラグプタは,ガンジス川流域を支配していたナンダ朝を倒すとと…

マハーバンサ

百科事典マイペディア
古代スリランカの仏教史書。《大史》,《大統史》,大王統史などと訳。ダートゥセーナ王(在位460年ころ―478年ころ)のとき,王の叔父マハーナーマが…

バラーバル Barābar

改訂新版 世界大百科事典
インド東部,ビハール州のガヤー北方25kmにある石窟群。バラーバル丘には四つの石窟,隣接するナーガールジュニNāgārjuni丘には三つの石窟があり,イ…

サールナート Sārnāth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド北部,ワーラーナシの北 6kmにある仏教遺跡。鹿野苑 (ろくやおん) Migadāyaとも称する。釈迦が初めて説法を行なった転法輪の聖地。 1908~28年…

アショーカ王刻文 アショーカおうこくぶん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インド,マウリヤ朝のアショーカ王が,ダルマ (法) の政治を宣布するため領内各地の磨崖や石柱に刻ませた詔勅文。アショーカ王の「法勅」として…

アショーカ王碑文(アショーカおうひぶん)

山川 世界史小辞典 改訂新版
⇒磨崖碑(まがいひ)・石柱碑(せきちゅうひ)

アショーカ王 アショーカおう Aśoka 阿育王

旺文社世界史事典 三訂版
生没年不詳インドのマウリヤ朝第3代の王(在位前268〜前232 (ごろ) )チャンドラグプタの孫。半島南部を除き全インドを初めて統一したが,カリンガ…

マヒンダ Mahinda

改訂新版 世界大百科事典
前3世紀後半,スリランカに初めて仏教を伝えた人。生没年不詳。マウリヤ朝のアショーカ王の子で,母はウッジャインの富豪の娘デービー。20歳のとき,…

もくけんれんていしゅ【目犍連帝須】

デジタル大辞泉
《パーリ名Moggaliputta Tissaの音写》古代インドの僧。マウリア王朝のアショーカ王の師となり、王子マヒンダを出家させてセイロン伝道の使節とした。

目犍連帝須 もくけんれんたいしゅ Moggaliputta Tissa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,マウリヤ朝のアショーカ王の師。バラモンの家に生れ,ベーダの学を修め,のち仏教に帰依した。前 263年頃に王にすすめて王子マヒンダを出家…

結集【けつじゅう】

百科事典マイペディア
釈迦入滅後口伝の教法を整理し,その教権を確立するために開かれた編纂(へんさん)会議。有能な弟子500人による第1回結集以来,アショーカ王の結集,…

チェーラ王国 チェーラおうこく Chēra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドの南西端部に前3世紀から9世紀まであった王国。アショーカ王の磨崖碑にチョーラ朝,パーンディヤ朝と並んで「ケーララプトラ」 Kēralaputraの…

カリンガ国 カリンガこく Kalinga

旺文社世界史事典 三訂版
前4世紀ごろベンガル湾地方に栄えた国前5世紀ごろからこの地方に非アーリア系の国として出現し,マウリヤ朝の初期に強大となった。アショーカ王は…

タームラリプティ Tāmralipti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ガンジス河口の古い港。現在のタムルーク (Tamlūk) にあたる。アショーカ王時代から港として知られ,5世紀の法顕や7世紀の玄奘もこの地について記し…

無遮会 むしゃえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教の慈悲の精神に基づき,あらゆる人々に無制限に平等に布施を行う会。インドでは国王,皇帝が施主となって5年に1度行われたもので,アショーカ王…

アショーカ王石柱碑(アショーカおうせきちゅうひ)

山川 世界史小辞典 改訂新版
⇒磨崖碑(まがいひ)・石柱碑(せきちゅうひ)

アショーカ王石柱 アショーカおうせきちゅう Aśoka

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド,マウリヤ朝のアショーカ王が仏法の実践と宣揚を願い,法勅を刻んで国内各地約 30ヵ所に建てた石柱。十数基が現存し,高さは 10~13m,チュナ…

チョーラ朝 チョーラちょう Chōla

旺文社世界史事典 三訂版
846〜1279ごろ南インドの古王国前3世紀のアショーカ王時代から知られ,1世紀ごろには東西貿易の中継地,宝玉の産地として繁栄。9世紀に極盛に達し…

ルンビニー

百科事典マイペディア
ネパールのタライ地方,バイラワ西方にある仏教の四大霊場の一つ。漢字では藍毘尼。古代インドのカピラ城にあった林苑で,釈迦の誕生地。1896年に発…

サーンチーのストゥーパ サーンチーのストゥーパ Sānchī

旺文社世界史事典 三訂版
インド中部,マッディヤプラデシュ州のボパールにある前2世紀後半ごろの仏教遺跡アショーカ王時代の仏塔を拡張したもので,最古の覆鉢 (ふくはつ) …

仏跡巡拝 ぶっせきじゅんぱい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
釈尊の遺跡をめぐって参拝すること。釈尊の生誕地ルンビニー,悟りを開いた地ブッダガヤー,最初の説法の地ワーラーナシ,入滅地クシナガラを四塔と…

ビンセント・オーサー スミス Vincent Arthur Smith

20世紀西洋人名事典
1848 - 1920 英国のインド学者。 トリニティ・カレッジとオックスフォード大学でインド史を教える。1871年よりインド政府勤務。1900年よりインド研…

大天 (だいてん)

改訂新版 世界大百科事典
部派仏教時代の大衆(たいしゆ)部の思想家。生没年不詳。サンスクリットでマハーデーバMahādevaという。アショーカ王の子マヒンダ(前3世紀)の師で…

阿育王(あいくおう)

山川 世界史小辞典 改訂新版
⇒アショーカ

磨崖碑・石柱碑(まがいひ・せきちゅうひ)

山川 世界史小辞典 改訂新版
古代インド,マウリヤ朝のアショーカ王が各地に刻ませた碑文。臣民にダルマの政治を説き,ダルマの実践を求めたもの。岩石に刻まれた磨崖碑は辺境各…

ナーランダー

百科事典マイペディア
インドの仏教遺跡。王舎城(今のラージャグリハ)とビハールの中間にある。アショーカ王が8寺を建立したのに始まるともいうが,大規模な学問寺とな…

サールナート Sārnāth

旺文社世界史事典 三訂版
インド北部,ガンジス川中流のベナレス市北郊5.5㎞にある仏教遺跡釈迦 (しやか) が成仏 (じようぶつ) ののち,初めて説法をした地で,鹿野苑 (ろくや…

仏典結集 ぶってんけつじゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教経典の編集。伝説によると釈尊の死後,弟子たちが王舎城に集って釈尊の教えを唱集した。釈尊に常侍した阿難が経典を暗唱,他の者が唱和し,優波…

阿育王 (あいくおう)

改訂新版 世界大百科事典
→アショーカ

プラークリット prāk&rsubring;ta[サンスクリット],paiya[プラークリット],Prakrit[英など]

山川 世界史小辞典 改訂新版
南アジアの文化語であるサンスクリットに対し,民衆語としての中期インド・アーリヤ語の総称。アショーカ王碑文,パーリ語,初期ジャイナ教の聖典語…

サーンチー Sāñcī

改訂新版 世界大百科事典
インド中部,マディヤ・プラデーシュ州,ボーパールの北東にある代表的仏教遺跡。標高100m足らずの丘の上に前3~後12世紀のストゥーパ,仏堂,僧院な…

サーンチー

百科事典マイペディア
インド中部,マディヤ・プラデーシュ州にある仏教遺跡。アショーカ王の建立した大塔(前2世紀に拡張)をはじめ,グプタ時代まで各時代にわたる堂塔…

プリンセプ James Prinsep 生没年:1799-1840

改訂新版 世界大百科事典
インド古代研究に業績をあげたイギリス人。植民地官吏としてインドに渡り,1819年から38年にかけワーラーナシー(ベナレス)とカルカッタの造幣局に…

メーラト

百科事典マイペディア
インド北部,デリーの北東約65kmにあるウッタル・プラデーシュ州の都市。小麦,米,サトウキビ,油料作物など農産物の集散地。製粉,製糖,搾油業が…

波羅奈国 はらなこく Vārāṇasī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インドの王国。ワーラーナシの音写で,別称カーシー Kāsī国。マガダ国の西,コーサラ国の北にあり,現在のワーラーナシを中心とした地方をいう。…

カローシュティー文字 (カローシュティーもじ) Kharoṣṭhī

改訂新版 世界大百科事典
古代,西北インド,北インドから中央アジアで用いられていた文字。前518年,ダレイオス1世はインダス川流域に侵入し,インダス川以西をアケメネス朝…

結集(けつじゅう) saṃgīti

山川 世界史小辞典 改訂新版
仏典結集とか合誦(ごうじゅ)ともいう。釈尊(しゃくそん)の没後に仏教教団の統一を維持するために代表者を集めて開かれた遺教の編纂会議。仏滅直後ラ…

デーバーナンピヤ・ティッサ Devānampiya Tissa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代スリランカの王 (在位前 250~210) 。スリランカの建国者ビジャヤから数えて第6代の王とされる。この王の時代にアショーカ王の王子といわれるマ…

カローシュティー文字 カローシュティーもじ Kharoṣṭhī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インドで用いられた文字の一つ。音節文字で,252字から成る。アケメネス朝ペルシアで用いられた北セム系のアラム文字が,ペルシアの支配下におか…

アショーカ王石柱【アショーカおうせきちゅう】

百科事典マイペディア
アショーカ王が北インド各地の仏教聖地に建てた記念石柱。ネパール国境に近いラウリヤー・ナンダンガリの石柱が原形をとどめるが,部分的には30ぐら…

フルチ Hultzsch, Eugen Julius Theodor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1857.3.29. ドレスデン[没]1927.1.6. ハレドイツのインド学者。ウィーン大学でインド古文書,碑文の研究に従事。 1885年南インドへ渡りマイソー…

オイゲン・J.T. フルチュ Eugen Julius Theodor Hultzsch

20世紀西洋人名事典
1857 - 1927 ドイツのインド学者。 元・ハレ大学教授。 インド古文書・碑文の研究をウィーン大学で行う。その後約20年間インドのマイソールで歴史…

プリンセップ Prinsep, James

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1799.8.20. エセックス[没]1840.4.22. ロンドンイギリスの東洋学者,インド考古学者。アショーカ王の碑文を初めて解読した。主著『歴史学,古銭…

カシミール Kashmīr

旺文社世界史事典 三訂版
インド北西部,パキスタン・中国と国境を接する地域。英語ではカシミア中心都市はスリナガル(吉祥天の都の意)。アショーカ王時代に仏教が伝わり,…

チャンドラグプタ

百科事典マイペディア
インドのマウリヤ朝の創始者。前317年―前293年ごろ在位。もとナンダ朝の将軍で,マガダ国から興起し,宰相カウティリヤの補佐で北インドを統一,さら…

パーリ語【パーリご】

百科事典マイペディア
インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語で死語。Pali。中期インド語であるプラークリット語の一つで,南方仏教聖典の用語。アショーカ王石…

チェーラ朝 (チェーラちょう) Cēra

改訂新版 世界大百科事典
チョーラ朝,パーンディヤ朝とともに南インドに勢力をもった古代部族制的国家。マラバル沿岸部のケーララ地方が拠点。前3世紀のアショーカ王の磨崖詔…

シャーバーズ・ガリー Shāhbāz Gaṛhī

改訂新版 世界大百科事典
パキスタンの北西辺境州,ペシャーワルの北東約70kmにある村で,古代の通商路上の要衝として栄えた。A.フーシェは玄奘の《大唐西域記》に記される跋…

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