ごつい(読み)ゴツイ

デジタル大辞泉 「ごつい」の意味・読み・例文・類語

ごつ・い

[形]
大きくて、かどばっている。いかにも頑丈そうである。ごつごつしている。「―・い岩肌」「―・いからだつき」
態度動作などがかたくてぎこちない。無骨だ。「―・い連中
度をこしていて、すごい。「―・いやり方」
[派生]ごつさ[名]
[類語]ごつごつ堅いこわ硬質堅硬生硬硬直硬化硬度剛性厳ついかちかちがちがちかちんかちんこちこちハード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごつい」の意味・読み・例文・類語

ごつ・い

〘形口〙
① 角張って堅くごつごつしている。荒けずりでいかつい。大きくて強い。ごっつい。〔俚言集覧増補)(1899)〕
真空地帯(1952)〈野間宏〉一「顔のごつい現役兵の一人がふりかへって」
② 無粋である。垢ぬけしていなく野暮である。
浮世草子・契情刻多葉粉(1688‐1704)二「こついおやぢがふたりして、いけもせぬ軽薄いふている所へ」
③ 程度がはなはだしい。ひどい。ごっつい。
太政官(1915)〈上司小剣〉四「一反で三十八円損するとごつうおますな」

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