朝日日本歴史人物事典 「糟屋有久」の解説
糟屋有久
生年:生年不詳
鎌倉初期の武将。糟屋氏は藤原北家良方流で,相模国(神奈川県)大住郡糟屋庄に住した。兵衛尉有季は比企能員の婿だったので,比企の乱(1203)時に落命。有久はその子で,後鳥羽上皇の西面武士であった。承久の乱(1221)では北陸道に出陣。東山道に向かった久季は弟といわれる。戦いに敗れ,ふたりとも陣没。
(本郷和人)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(本郷和人)
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