ギリシアの代表的美術館の一つ。アテネのアクロポリスの南東隅に、遺跡の景観を損なわぬように低く建てられている。創建は1878年で、第二次世界大戦後1956年から1961年にかけて大規模な改修が加えられ、面目を一新した。収蔵品はすべてアクロポリスおよびその周辺から出土したもので、アルカイック期からクラシック期に至る彫像、浮彫りを主とする。とくに「青ひげ」と通称される破風(はふ)群像をはじめとする旧アテナ神殿の付属彫刻、小祠堂(しどう)の破風を飾ったと思われる『オリーブの女神』、『アクロポリスのコレー』とよばれる一群の少女像、『仔牛(こうし)を担う青年』『ランパンの騎士』『金髪の頭像』『クリティオスの少年』など、アルカイック期の名作がそろっている。クラシック期の作品としては、パルテノンの彫刻のうち国外流出を免れた分、フリーズの約3分の1と破風群像の一部がある。ほかに、いわゆる『哀悼のアテナ』『サンダルの紐(ひも)を解くニケ』など美しい浮彫りの一群がある。
なお、最近、『巨人を倒すアテナ』の群像が公開され、またエレクテイオンの解体修理に伴って、有名な女像柱(カリアティード)が取り外され館内に移されている。
[友部 直]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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