デジタル大辞泉 「アナログ計算機」の意味・読み・例文・類語 アナログ‐けいさんき【アナログ計算機】 数値を連続的に変化する物理量に置き換えて演算する計算機。アナログコンピューター。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「アナログ計算機」の意味・読み・例文・類語 アナログ‐けいさんき【アナログ計算機】 〘 名詞 〙 計算機の一種。計算しようとする数式と同じ数式で記述される物理量を考え、その量を実際に観測することによって計算結果を求めるというのが原理。計算しようという数式と物理系とのアナロジー(類似)を利用するのでこの名がある。計算尺は最も簡単なアナログ計算機である。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「アナログ計算機」の意味・わかりやすい解説 アナログ計算機【アナログけいさんき】 計算される数をある物理量に置き換え,一定の物理的機構を利用して計算する機械。使われる物理量は,長さ,軸の回転,力,電圧,電流,圧力,体積などで,数値は目盛の上で連続的な位置をとりうるアナログ量として測られる。最も簡便なものとして計算尺もこの仲間。デジタル計算機に対する用語で,相似型計算機,計量型計算機ともいう。第2次大戦中高射砲照準算定用具として米国で開発されたのが先駆。物理現象を全く模擬(シミュレーション)した機構で解く直接アナログ型と,加算,微分,積分等の演算要素を多数組み合わせて用いる関数アナログ型の2種に分かれる。→微分解析機→関連項目計算機|ハイブリッド計算機 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報