地球を1周する大規模な上空の偏西風の流れは,アジア大陸の地形と,アジア大陸と北太平洋上の間の温度差の影響で,南北に大きく蛇行し,冬季には大陸東岸に停滞性の南北にのびる大きな低圧部,アラスカ上空に停滞性の高圧部をつくる。大陸の東岸から日本付近に発生する地上の低気圧は,この上空の南西の流れに支配されて北東に進んで発達し,アレウト(アリューシャン)列島の海域でその最終段階を終える。比喩的にこの海域は低気圧の墓場とも呼ばれている。かくしてアレウト列島の海上では冬の間,常に大きな低気圧が存在し,特有な天候となる。月平均の海面気圧分布図を描くと,冬は半径2000km以上の大きな低気圧となる。これをアリューシャン低気圧と呼んでいる。夏季は上空の流れが変化し,海面上では低気圧活動があって雲も多いが,平均をとるとアリューシャン低気圧は弱まり小さくなって認め難い。
執筆者:斎藤 直輔
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新