日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルカリ度」の意味・わかりやすい解説 アルカリ度あるかりどalkalinity (1)水質測定に用いられる尺度の一つ。適当な指示薬、たとえばメチルオレンジあるいはフェノールフタレインを用いて、塩酸のような強酸によって被験水溶液を中和滴定して決める。通常、単位は炭酸カルシウムに換算したppm(100万分の1)を用いて表す。フェノールフタレインを指示薬とした場合はフェノールフタレインアルカリ度、メチルオレンジではメチルオレンジアルカリ度という。(2)食品の成分の無機質の組成を示す尺度の一つ。この尺度の高いものを、アルカリ性食品という。[中原勝儼][参照項目] | アルカリ性食品 | フェノールフタレイン | メチルオレンジ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例