アメリカの神経生理学者。カリフォルニア大学、ジョンズ・ホプキンズ大学に学び、ウィスコンシン大学医学部に勤務し、1910年からはセントルイスのワシントン大学医学部教授を務めた。神経信号という極微かつ瞬速な電気的変化の測定に、古典的な電磁式計器にかえて陰極線オシログラフ(オシロスコープ)に増幅器という軽便な方法を導入(1922)、いわゆるエレクトロニクス電気生理学時代の端緒をつくった。彼自身この方法で共同研究者のガッサーとともに、混合型神経幹での構成線維個別の衝撃波形を分離するなど、重要な成果を収め、1944年ノーベル医学生理学賞を連名で受賞した。主著『神経活動の電気的外徴』(1937)もガッサーとの共著である。
[柳田為正]
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