デジタル大辞泉
                            「イシュケル国立公園」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
                    イシュケル‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【イシュケル国立公園】
        
              
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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    世界遺産詳解
                            「イシュケル国立公園」の解説
                    
                
		
                    イシュケルこくりつこうえん【イシュケル国立公園】
        
              
                        1980年に登録された世界遺産(自然遺産)。チュニジア北部にある自然公園で、イシュケル湖と周辺の湿地帯から構成される。ヨーロッパから飛来する渡り鳥たちの重要な越冬地、中継地でもある。最盛期は数十万羽の渡り鳥が冬を過ごし、春になるとヨーロッパへ帰っていく。多様な動物、湿原植物などの自然と生態系が残されていることが評価され、世界遺産に登録された。その後、湖の水源となる川にダムを建設したことで水の塩分が増加し、湖と湿地帯の生態系が影響を受けて渡り鳥が減少、1996年に危機遺産リストに登録された。これを受け、真水を増やす努力が続けられ、2006年に危機遺産から解除された。◇英名はIchkeul National Park
                                                          
     
    
        
    出典 講談社世界遺産詳解について 情報
	
    
  
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    百科事典マイペディア
                            「イシュケル国立公園」の意味・わかりやすい解説
                    
                
		
                    イシュケル国立公園【イシュケルこくりつこうえん】
        
              
                        チュニジア北部にある国立公園。イシュケル湖を中心とした国立公園で,アフリカ北部では唯一の大湿地帯である。イシュケル湖は地中海とつながっており,海水性の魚類も生息している。渡り鳥の重要な越冬地でコウノトリ,フラミンゴなど多くの鳥が集まってくる。1980年世界自然遺産に登録,その後1999年から危機遺産に登録されていたが,水質などの改善により2006年に解除された。
                                                          
     
    
        
    出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
	
    
  
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