ウジュンクロン国立公園(読み)ウジュンクロンコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「ウジュンクロン国立公園」の意味・読み・例文・類語

ウジュンクロン‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ウジュンクロン国立公園】

Ujung Kulon National Parkインドネシアのジャワ島西端にある国立公園ジャカルタ南西約160キロメートルに位置し、熱帯雨林が広がる。ウジュンクロン半島、クラカタウ島および周辺島々からなる。同国初の国立公園として知られる。絶滅危惧種ジャワサイをはじめ、水牛バンテンカニクイザルなどが生息。1991年に世界遺産自然遺産)に登録された。

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百科事典マイペディア 「ウジュンクロン国立公園」の意味・わかりやすい解説

ウジュン・クロン国立公園【ウジュンクロンこくりつこうえん】

インドネシア,ジャワ島南西部のウジュン・クロン半島とその周辺の島々を含む地域で,自然保護区に指定されている。面積783km2。1883年に大噴火したクラカタウ島の火山は,1992年と1994年にも噴火している。ウジュン・クロン半島と島々には熱帯雨林のほかヤシやタケマングローブがおいしげり,多くの野生生物が生息。絶滅危機にある動物も多く,ジャワサイは現在約60頭,バンテンは約400頭が確認されている。1991年,世界自然遺産に登録。

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世界遺産詳解 「ウジュンクロン国立公園」の解説

ウジュンクロンこくりつこうえん【ウジュン-クロン国立公園】

1991年に登録された世界遺産(自然遺産)で、ジャワ島西部のウジュン・クロン半島、クラカトア火山、周辺の島々からなる、インドネシアで最初の国立公園。面積は海域を含め1229km2。低地熱帯雨林帯に属し、熱帯性植物、野生生物に富み、絶滅の危機にあるジャワサイをはじめ、バンテン(野生牛)、インドクジャク、カニクイザルなど、貴重な動植物も生息する。◇英名はUjung Kulon National Park

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