エチルアミン(データノート)
えちるあみんでーたのーと
エチルアミン
C2H5NH2
分子式 C2H7N
分子量 45.08
融点 -81.0℃
沸点 16.6℃
比重 0.6892(測定温度15℃)
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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エチルアミン
エチルアミン
ethylamine
C2H7N(45.08).C2H5NH2.エタンアミンともいう.ニトロエタンC2H5NO2あるいはアセトニトリルCH3CNを還元するか,ヘキサメチレンテトラミンと臭化エチルの反応物を加水分解させると得られる.無色の液体.融点-80.6 ℃,沸点16.6 ℃.
0.689.Ka 5.2×10-4(25 ℃).可燃性で,アンモニア様臭気をもち,水に易溶であるが水酸化ナトリウムで塩析される.アンモニアより強い塩基性をもち,塩酸,硫酸とC2H5NH2・HCl,(C2H5NH2)2・H2SO4などの塩をつくる.金属カリウムと反応して,カリウムエチルアミドC2H5NHKを生じる.染料,医薬品などの合成原料に用いられる.皮膚,粘膜を刺激する.LD50 400 mg/kg(ネズミ,経口).[CAS 75-04-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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