エレクトロニック・バンキング(英語表記)electronic banking

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

エレクトロニック・バンキング
electronic banking

金融機関コンピュータや通信技術を駆使して,新しい金融商品やサービスを提供すること。企業向けのファーム・バンキングと個人向けのホーム・バンキングに大別され,日本では金融機関が企業と回線を結び情報を交換し合うファーム・バンキングが中心アメリカではコンピュータを利用することによって複雑な金利計算瞬時に行なうことも可能になり,CMA (現金管理勘定) ,MMF (短期金融資産投資信託) のような新しい商品が誕生した。日本では 1982年秋のデータ通信回線利用規制の緩和契機に新しいサービスが生まれている。

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