おちゃらかす(読み)オチャラカス

デジタル大辞泉 「おちゃらかす」の意味・読み・例文・類語

おちゃら‐か・す

[動サ五(四)]ふざけた態度でふまじめに応対する。ちゃかす。「人の話を―・す」
[類語]からかう冷やかす茶化すおひゃらかすふざける混ぜ返すおちょくるなぶるもてあそぶ玩具おもちゃにする野次る野次を飛ばす洒落しゃれのめす半畳を入れる茶茶を入れる揶揄やゆ玩弄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「おちゃらかす」の意味・読み・例文・類語

おちゃら‐か・す

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「おひゃらかす」と「ちゃかす」が合わさってできた語 ) 人をばかにしたような、ふまじめな応対をする。からかう。なぶる。ちゃかす。
    1. [初出の実例]「何です、人の話をお茶らかして、御自分だっていざとなれば怖はいくせに」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android