野次る(読み)ヤジル

デジタル大辞泉 「野次る」の意味・読み・例文・類語

やじ・る【野次る/弥次る】

[動ラ五(四)]《名詞「野次」の動詞化他人言動に、大声非難ひやかし言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく―・る」
[可能]やじれる
[類語]はやすからかう冷やかす茶化すおひゃらかすおちゃらかすふざける混ぜ返すおちょくるなぶるもてあそぶ玩具おもちゃにする野次を飛ばす洒落しゃれのめす半畳を入れる茶茶を入れる揶揄やゆ玩弄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野次る」の意味・読み・例文・類語

やじ・る【野次・彌次】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「やじ」の動詞化 ) 人の言動に非難やからかいことばを浴びせる。また、味方を応援するために、相手の言動を妨害して、あざけりはやしたてる。
    1. [初出の実例]「何のうやじり合ウのだ」(出典:洒落本・田舎芝居(1787)二立目)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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