デジタル大辞泉 「カナンガ」の意味・読み・例文・類語 カナンガ(Kananga) コンゴ民主共和国中南部の都市。旧称ルルアブルグ。カサイ川の支流ルルア川沿いに位置する。北西のイレボ、南東のルブンバシと鉄道で結ばれる。綿花の生産が盛ん。ルバ人が多く居住する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「カナンガ」の意味・わかりやすい解説 カナンガKananga 中部アフリカのコンゴ民主共和国(旧,ザイール)中南部,西カサイ州の州都。人口72万(2004)。ルルア川上流,大西洋岸から約1200kmの内陸にあり,綿作を主とする農業地帯の交通・商業の中心。1884年にさかのぼる都市であるが,ベルギー領コンゴ時代はルルア川にちなんで,ルルアブールと呼ばれていた。20世紀初頭に鉄道が開通して急速に発展した。執筆者:西野 照太郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カナンガ」の意味・わかりやすい解説 カナンガKananga 旧称ルルアブール Luluabourg。コンゴ民主共和国中南部の都市。カサイオクシデンタル州の州都。キンシャサ東南東約 800km,カサイ川支流のルルア川沿岸に位置。 1884年,軍の駐屯地が建設されたのが町の起源で,95年ベルギー人に対するアフリカ人の抵抗の地となった。ダイヤモンド産地を控えた商業中心地で,綿花,コーヒー,パーム油,米,パイナップルなどの集散,加工地。牧畜のほかビール醸造,印刷なども行われる。博物館,教員養成学校がある。人口 30万 3127 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「カナンガ」の意味・わかりやすい解説 カナンガかなんがKananga アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧ザイール)中南部にある都市。西カサイ州の州都。カサイ川支流のルルア川右岸に位置する。植民地時代にはルルアブルグLuluabourgとよばれていた。人口39万3030(1994)。住民はバルバ人が中心で、食品や綿花の加工業が発達している。鉄道で北は西カサイ州のポール・フランキー(現イレボ)と、南はカタンガ州のルブンバシと結ばれる。空港もあり内陸の国内航空の中心となっている。[赤阪 賢] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「カナンガ」の意味・わかりやすい解説 カナンガ コンゴ民主共和国中部の都市。ルルア川河岸にあり,ルバ人の中心地の一つ。交通,商業の要地で,空港がある。医薬品製造,食品加工業などが行われる。1895年アフリカ人による暴動があった。旧称ルルアブール。1960年の独立後カナンガと改称した。84万6000人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by