ぐらり(読み)グラリ

デジタル大辞泉 「ぐらり」の意味・読み・例文・類語

ぐらり

[副]物が急に大きく揺れたり傾いたりするさま。ぐらっと。「船体ぐらりと傾いた」
[類語]ぐらぐらくらくらぐらっとゆらゆらくらっとくらりめまい立ちくらみ眩暈目がくらむ目が回るふらふらよろよろよたよたぐらつくふらつくふらっと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぐらり」の意味・読み・例文・類語

ぐらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物が急に大きく揺れ動いたり、急変したりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「作者は卦━とはぐらりと打返たぞ」(出典:蓬左文庫本江湖風月集抄(1558‐91)上)
    2. 「女は〈略〉ぐらりと倒れた」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android