ぐらり(読み)グラリ

デジタル大辞泉 「ぐらり」の意味・読み・例文・類語

ぐらり

[副]物が急に大きく揺れたり傾いたりするさま。ぐらっと。「船体ぐらりと傾いた」
[類語]ぐらぐらくらくらぐらっとゆらゆらくらっとくらりめまい立ちくらみ眩暈目がくらむ目が回るふらふらよろよろよたよたぐらつくふらつくふらっと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぐらり」の意味・読み・例文・類語

ぐらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物が急に大きく揺れ動いたり、急変したりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「作者は卦━とはぐらりと打返たぞ」(出典:蓬左文庫本江湖風月集抄(1558‐91)上)
    2. 「女は〈略〉ぐらりと倒れた」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む