よたよた(読み)ヨタヨタ

デジタル大辞泉 「よたよた」の意味・読み・例文・類語

よた‐よた

[副](スル)足の動きがしっかりしていないさま。「疲れきってよたよた(と)歩く」「よたよたした足どり」
[類語]ふらふらぐらぐらよろよろゆらゆらぐらつくふらつくくらっとくらくらくらりぐらりぐらっとめまい立ちくらみ眩暈目がくらむ目が回るふらっとちゃかちゃかうろちょろうろうろどぎまぎおたおたどぎどぎそわそわもじもじもぞもぞぐずぐずちょこまか浮き腰そそくさあたふたうそうそやっさもっさてんやわんやまごまごぐじぐじいじいじ因循くよくようじうじふわふわおどおどせかせかびくびくきょときょとこせこせせわしい倉皇せっかちあくせく気ぜわしい軽佻浮薄浮薄闇雲やみくも性急右往左往軽挙妄動後先なしうわずるうわつくうろたえる

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精選版 日本国語大辞典 「よたよた」の意味・読み・例文・類語

よた‐よた

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 動き、特に歩く足どりなどがしっかりしていないさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「那の二箇、争にか手軟かに足柔ならざるを免れ、扭々(ヨタヨタ)、立站し穏ならず」(出典江戸繁昌記(1832‐36)五)
    2. 「馬は〈略〉だるさうにヨタヨタと歩いて行く」(出典:めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉一)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 歩き方や動き具合がしっかりしていないさま。
    1. [初出の実例]「米また三七キロ配給になり〈略〉ヨタヨタになって背負ってくる」(出典:遅過ぎた日記(1954)〈長与善郎〉東京へ還る)

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