事典 日本の地域ブランド・名産品 「けいらん」の解説
けいらん(けえらん)[菓子]
主に唐津市浜玉地区で製造されている。1591(天正19)年頃、朝鮮出兵に向かう豊臣秀吉が戦勝祈願のため浜崎の諏訪神社に立ち寄った際に、地元の人が献上した団子が始まりという。地元の浜玉粉のうす引き粉を蒸し、薄くのばした皮で餡を巻いた菓子。あっさりとした上品な甘さがある。名前の由来は、勝つまで帰らない、けえらんが訛ったものだといわれている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報