ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェトランド諸島」の意味・わかりやすい解説
シェトランド諸島
シェトランドしょとう
Shetland Islands
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イギリス、スコットランド北端、オークニー諸島の北東約80キロメートルに位置するイギリス最北端の諸島。スコットランドの一県をなす。ゼトランドZetlandともいう。大小100余の島からなるが、大半は不毛で、居住地となるのは21島にすぎない。メーンランド、イエル、アンストなどが大きな島で、総面積1466平方キロメートル、人口2万1988(2001)。中心都市はメーンランド島のラーウィク。ニシン、タラ、マスなどの漁業、牧羊などが行われてきた。8、9世紀~15世紀にノルウェー領であったので、スカンジナビア系の遺跡や風習が残っている。1472年にスコットランド領となった。島の大部分は北緯60度以北にあり、夏季には白夜が楽しめるので観光地となっている。また、北海油田最北部のマグナス、ブレンド両油田からの原油パイプラインが島中央部のフォーイまで延び、油田開発の前進基地ともなっている。
[小池一之]
『藪内芳彦著『島――その社会地理』(1972・朝倉書店)』
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