しぶとい(読み)シブトイ

デジタル大辞泉 「しぶとい」の意味・読み・例文・類語

しぶと・い

[形][文]しぶと・し[ク]強情で臆するところがない。また、困難にあってもへこたれずねばり強い。「―・い奴だ、こらしめてやる」「―・くねばる」「―・いれ物」
[派生]しぶとさ[名]
[類語]しつこいくどい執拗ねちっこいねつこいねついねちねちねっちりくどくど忍耐強い粘り強い押しが強い我慢強い根強い執念深い気丈夫したたか筋金入り手ごわい七転び八起き打たれ強い

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精選版 日本国語大辞典 「しぶとい」の意味・読み・例文・類語

しぶと・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]しぶと・し 〘 形容詞ク活用 〙 しつこくて強情である。がまん強くてへこたれない。がんこである。かたいじである。
    1. [初出の実例]「此物はしふときをこの物にてせらるる事もぞある」(出典:古今著聞集(1254)一六)
    2. 「心しぶとき奴(やつばら)にて、弓箭取っては、等倫に劣るべからず」(出典源平盛衰記(14C前)二〇)

しぶといの派生語

しぶと‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

しぶといの派生語

しぶと‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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