執拗(読み)シツオウ

デジタル大辞泉の解説

しつ‐おう〔‐アウ〕【執×拗】

[名・形動]しつよう(執拗)」に同じ。
「己(おれ)が―なのじゃない」〈漱石道草

しつ‐よう〔‐エウ〕【執×拗】

[形動][文][ナリ]
しつこいさま。「執拗につきまとう」
自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。がんこ。「執拗に自説を主張する」
[派生]しつようさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しつおう【執拗】

〔「おう」は漢音〕

しつよう【執拗】

( 形動 ) [文] ナリ 
〔「しつおう」とも。「よう」は「拗」の呉音〕
しつこいさま。 「 -な攻撃」 「 -に抗議する」
意地を張り、自分の意見を押し通そうとするさま。 「 -に主張する」
[派生] -さ ( 名 )

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

しつ‐おう ‥アウ【執拗】

〘名〙 (形動) (「おう」は「」の漢音) =しつよう(執拗)
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石松本の話「僕は彼女の(シツアウ)を悪むよりは」

しつ‐よう ‥エウ【執拗】

〘名〙 (形動) (「よう」は「拗」の呉音)
① 頑固に自分の考え、態度をゆずらないこと。また、そのさま。かたいじ。しつおう。
※山谷詩集鈔(1647)五「荊公は執拗な者で、何事でまり、我云た事を本にするほどに」
② 相手に対するはたらきかけ方がしつこいこと。また、そのさま。しつおう。
※地方官会議日誌‐一三・明治八年(1875)七月七日「此(地租改正に従ふて)の文字を甚だ執拗して論ずるより」

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