気丈夫(読み)キジョウブ

デジタル大辞泉 「気丈夫」の意味・読み・例文・類語

き‐じょうぶ〔‐ヂヤウブ〕【気丈夫】

[名・形動]
気持ちがしっかりしていること。また、そのさま。気丈。「いくら気丈夫な人でも病気には勝てない」
頼りにするものがあって、心づよいこと。また、そのさま。心丈夫。「君さえいてくれたら気丈夫だ」
[類語]確り気丈心丈夫心強い気強い強い安心一安心安堵たくましい気骨気概骨っ節反骨確り闘魂覇気闘志胆力度胸糞度胸士気根性負けじ魂負けん気利かん気勝ち気強気向こう意気鼻っ柱鼻っぱし負けず嫌いファイトガッツ有望有為末頼もしい頼もしい頼り甲斐豪放磊落らいらく大船に乗ったよう鬼に金棒

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精選版 日本国語大辞典 「気丈夫」の意味・読み・例文・類語

き‐じょうぶ‥ヂャウブ【気丈夫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 気が強くしっかりしていること。また、そのようす。気丈。
    1. [初出の実例]「喜次さんや飛公だって余り気丈夫といふでも有めへ」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)
    2. 「何(なん)ぼ気丈夫(キヂャウブ)な人でも、大病になると平生とは違ふから」(出典雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
  3. 心配がなく安全に思うこと。心丈夫。
    1. [初出の実例]「角右衛門が居るから大きに気丈夫に思ひ」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉五)

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