デジタル大辞泉 「じめじめ」の意味・読み・例文・類語 じめ‐じめ [副](スル)1 湿気が多く不快なさま。「じめじめ(と)した土地」「下着が汗でじめじめする」2 しめっぽくて陰気なさま。活気のないさま。「じめじめ(と)した話」[類語](1)じとじと・じっとり・湿っぽい・しっとり・しっぽり・しとしと・しとど・じくじく/(2)くさくさ・湿っぽい・辛気臭い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「じめじめ」の意味・読み・例文・類語 じめ‐じめ 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① ひどく湿気を帯びて不快、不潔、陰気な感じのするさまを表わす語。[初出の実例]「翌日も雨は猶収らず、然しては降るでもなしに津湿(ジメジメ)と」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)② 性格ややり方などが、しめっぽくて陰気なさまを表わす語。[初出の実例]「ト紙入れより毒の包みを出し『して小平次をジメジメとやりさへすれば、跡へはこなたが乗り込むか』」(出典:歌舞伎・彩入御伽草(1808)蛍ケ沼の場) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例